Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

師走-1211(ハイブリッド・アートに向けて)

その1

本日のCG・automatism2点です。できてしまうとプロセスを忘れてしまいます。

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1211−2

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その2
大袈裟ですが「ハイブリッド・アートに向けて」と書きました。

昨日から開始したCG・automatismとTensegriryの合体を目指しての試み第2号です。Barの両面にイメージ・色と形をつけたので全方位的に抽象的な世界を味わうことができます。

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その3 ある日のメモより。

Kさんの話               (2012年の水と土に向けての説明会だった?)

 

1977年 ミュンスター、カッセルでアートプロジェクトが始まった。

    ナント(フランス)の地域づくり 制作合宿で1週間

    兼六園近くの金沢の21世紀美術館の例

 

20世紀の建築 均質化 ホワイトキューブ 

経済原理 グローバルスタンダード

記号に振り回されている時代 生活から離れたアート ⇄ 大地の芸術祭

              防災とアート(横浜では)

 

日本のアートは水と土との関わりの中 ⇄ 認識の形成

土地の中で生きることで ⇄ 人間の始原を辿る

 

信濃川 それは海とつながる

 

新潟のアイデンティティとは何か→水と土 →泥田の中で 集落と都市を形成してきた

日本・世界 地域の資源発掘の旅を

      写真、祖父母の日記    

水と土の中で生きてきた 流れてきた時間 川と生きてきた

家にある記憶を掘り出す 市民による地域資源発見の旅

 

ランドアート

地域の祭り → それと絡む、それと引っ張るアート  学者と協働で

 

ポンプでの排水機構  水位の段差を → 表現する

Kがアドバイザー   雪がないので 提案がokしたら 制作開始できる。

 

現代美術とは違う  ニューヨークのアートシーンとは違う

文明の飽和状態  叙事詩  

個人の表現として  見えてくるもの

 

 

メモがあったので書き起こしました。

大地の芸術祭や水と土の芸術祭などはニューヨークのアートシーンとは違うことはそれなりに理解しています。

ニューヨークのアートシーンはどのようなアートも売買取引・投機の対象になっています。Diaにはホワイトキューブの空間に砂と砂利が積み上げられてその上に鏡があしらってある作品がありました。いくつもの部屋に毛糸のような紐を大きな矩形に張っている作品もありました。このような作品をアートと価値づけて市場に持ち込みそれを購入し、展示する一連のシステムが活動しているわけです。あるいは売買取引の対象にならないものはアートではないということであると受け止めています。

 

今年は北アルプス国際芸術祭、奥能登国際芸術祭を見に行ってきました。北アルプスは日帰りでガソリン代と高速代、パスポート代、コンビニ弁当で一人約1万円。奥能登は一泊しガソリン代と高速代は2倍以上で一人4万円近くと概算。どれだけの来客で地域全体の経済効果があったかが問題なわけです。ここがニューヨークのアートシーンと違うのだと思います。

 

水と土の芸術祭はもう行われないとのことですが、これら4つの芸術祭で作品は観客を誘引する仕掛けの役目を果たしています。恒久的な設置として繰り返し展覧する作例もありました。

このようなやり方はミュンスターの例と同じと思われます。ミュンスターでは市内いくつかに市民に選ばれた作品が残され、中心部に美術館があって彫刻プロジェクトの40年の歴史・資料がメインのスペースにコンパクトに展示されていました。(不十分な論究ですが、とりあえず。)

 

 

 

 

 

 

 

 

師走-1210

その1

西側にあるモミジの紅葉です。家の影に入り日照時間が少ないためか一気にクリアに色づいてはくれませんがそれなりに色づいてくれました。

モミジは剪定するとそこから枝を出します。隣の敷地の空中にかなり伸びたのでその枝を切り落としました。

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枝の長さを揃えて束ねて燃えるゴミに出す作業をしています。

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その2

Den Steinen zuhören / Listening to the Stones / 石に耳を澄ます

Kunsthause Dresden
「Den Steinen zuhören / Listening to the Stones / 石に耳を澄ます」(ドレスデン、ドイツ)
2021年11月20日(土)- 2022年3月6日(日)

https://kunsthausdresden.de/veranstaltungen/den-steinen-zuhoeren-listening-to-the-stones/

Exhibition on the occasion of the 30th anniversary of the Kunsthaus Dresden in 2021
Yoav Admoni, Maria Thereza Alves und Jimmie Durham, Marie Athenstaedt, Alice Creischer & Andreas Siekmann, Lucile Desamory, Hatakeyama Naoya, Horikawa Michio, Hsu Chia-Wei, Koike Teruo, Alicja Kwade, Miyakita Hiromi, Munem Wasif, Sybille Neumeyer, Kadija de Paula & Chico Togni & FELL, Mathis Pfäffli, Erika Richter, Shitamichi Motoyuki, Suzuki Akio, Tang Han, Zhou Xiaopeng, Stephanie Zurstegge

ドレスデンの美術館 Kunsthaus DresdenのListening to the Stones です。左側の表示にHorikawa Michioが記されています。

f:id:niigata-art226:20211210094312j:plain自分宛の〈石〉3点と1970.5.3の信濃川での石を拾う行為の写真です。

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その3

Tensegrityのあの手この手の試みをやり尽くした感じで小さな作例で壁や床の間一杯に飾って、その後しばらく興味を失っていましたがCG・automatismと合体させてみました。ベクトルとしてはCG・automatismからTensegrityへです。

布地にプリントしてボンドで板に貼り付けることにしました。。

 

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組み立て方は同じですがBarの抽象絵画的要素が三次元空間にTensegrityの原理の元で展開しどのような意味を生成させるかです。今回は片面を白にしましたが次作は彩色してみます。f:id:niigata-art226:20211210175857j:plain

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このハイブリット的結合でどこからみても面白い空間造形・多義的表現を生成させるように自らを鼓舞して取り組んでいきます。

 

師走-1209

その1

ポーランドのナショナルギャラリーのサイトより

集団主義と個性主義との間:195060年代の日本の前衛展 25.11.2021 – 13.03.2022

BETWEEN COLLECTIVISM AND INDIVIDUALISM —

JAPANESE AVANT-GARDE IN THE 1950S AND THE 1960S

表紙に使われている作品です。the Playの黒潮にポリエステル樹脂による巨大な卵を流した壮大なイベントの記録です。(1968.8.6 串本潮岬南方海上

 

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その2

GUNの展示で新たな写真が掲載されていました。この1点だけプリントしたのか、まだ判明していません。こちらから12点のデーターが送られたはずです。

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その3

今日の朝日新聞より。

瀬戸内寂聴さんを偲ぶ連載を担当記者の思い出記事より。

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「時」という不思議なものは、一刻の休みもなく過ぎ続ける。当たり前のことですが、生きることは死に向かうことで、また時は今しかない。

昨日、また訃報が届きました。私より若い方で、驚かされました。本日通夜です。謹んで哀悼の意を捧げてきます。

 

その4

なぜか今時分webよりオスプレイの画像です。導入の頃には事故が相次ぎました。その後墜落などの事故は起きていないようです。

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2012.10.6-11.11 ギャラリー湯山企画「9つの世界」に参加しました。

この展覧会では12種類のオブジェを床と空間にインスタレーション的に展示しました。その一点です。「空飛ぶオクトパス(octopus)」時事的な話題のオスプレイに絡めたつもりの作品でした。懐かしく思い出して掲載しました。あれからもう10年目に入っています。

 

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この作品、自分の中では合格点でした。球状の形は地球をイメージさせたつもりでした。この頃かなり自由に発想していたと思います。

 

 

師走-1208

その1

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舟見倹二さんの2階の仕事場から数冊の本を借りていました。何歳の時に買われたのか分かりませんが舟見倹二さんが研究熱心であったことを物語っています。

近代美術思潮講座・第五巻

昭和12(1937)年9月25日発行

著者 神原 泰(Webより大正期新興美術運動を代表する詩人美術家美術評論家宮城県仙台市生まれ

発行所 アトリエ社

定価 2円

ダダイズムの紹介のなかにデュシャンがあり関心を持って借りてきた次第です。

男性用小便器の「泉」と「自転車の車輪」図版の掲載はありませんが「独身者に裸にされた花嫁(大ガラス) 1926」「既製品(ワインの瓶掛け) 1914」「何故くさめをしないか? 1921」は載っていました。

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瓶掛けには「既製品」とタイトルされているので、それなりのインパクトを持って受け止められ物議を醸し出したのかは分かりませんがこの時期に日本に紹介されていたことに驚いた次第です。

その2

昨日CG・automatism投稿しました。ご覧いただければ幸いです。

niigata-art226.hatenadiary.com

 

その3

2000.12.8 にtate Modern 館長宛に写真手前の黒い石を送りました。

タグにはいくつかのメッセージをプリントしました。それを記録、資料より書き出してみます。後ろの灰色の石は2001.1.1に送ったものです。二つともに無事届き展示されました。展示後にTate に寄贈されました。

これは2008年のノウイッチで開催された企画展On Locationでの展示です。

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宛名荷札 切手が貼られるところ。これはそのコピー。

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コンセプトを示す荷札。表と裏。私の〈石〉には欠かせない荷札です。

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12月8日は太平洋戦争の開戦の日。平和を願うメッセージを記載。

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12月8日の開戦以降にアメリカで発行されたプロパガンダの一部。小学生向けの歴史資料を図書館で見つけて引用した。

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これらの荷札により「月の石より地球の石」を見つめること。反戦平和のメッセージを込めています。

最近、越後妻有で見たカバコフの作品にオブジェにメッセージカードを付けているものがありましたが私の〈石〉と同じ表現構造をしていることに気づきました。この構造でメールアートではない作品を作って見ることを思いつきました。

本日はこれにて。

 

 

 

 

 

師走-1207

その1

fbルートでポーランドでの情報がつたわってきました。@dona_bellaさんより引用させていただきました。

下記の展覧会です。

集団主義と個性主義との間:195060年代の日本の前衛展

 

25.11.2021 – 13.03.2022

BETWEEN COLLECTIVISM AND INDIVIDUALISM —

JAPANESE AVANT-GARDE IN THE 1950S AND THE 1960S

GUNが1970年2月に行った「雪のイメージを変えるイベント」の展示風景です。ベニヤ板一枚よりは大きなサイスにプリントアウトされているように思われます。今までで一番大きいプリントアウトによる展示になっています。

2年前はこの展覧会を見に行きアウシュビッツ巡礼をできればと計画を立てていましたが、コロナ禍で断念した次第です。

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その2

同展覧会のtne Playのパフォーマンスをあしらったポスターです。Tomii Reikoさんのfbより引用させていただきました。

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その3

今日は少し頭を使って文章を書いてみました。 2021.12.07

雑記  

自分のこれまでのアートの歩みで理論が先立つ形で何かを生み出したことはなかったように思う。

新しく伝わってきたアートのイズムを頭では理解しても身体全体に染み込ませることは簡単にはいかなかった。

 

自分の中で成功した「石を送るメール・アート」は方法が先立っていた。その方法に人類史に刻まれる時間要素とアースワークのコンセプトをリンクさせたことで世界が開けたと考えている。また作品が小型であり、制作が容易で理論的なものは後から付いてきた。

 

模倣から始める時もあったがそれを「自分のもの」にすることは簡単にはいかなかった。模倣では次々と自信を持った作品は繰り出せない。模倣や繰り返しへの安住の深みに落ちることなく、今の自分の自然体から元気よく生み出せる作品が作品である。

 

最近のCG・automatismは自分のメディアを巻き込んだ自然体から生成してきたものである。この作品は生まれも育ちもデジタルである。また、絵画シリーズの「天象」や「Cosmic」などは自分の意識と手、筆、絵の具、水の加減などで目の前で生成したものである。これは生まれも育ちもまさにアナログである。

行く末のことを考えるとアナログ系はできるだけ物質量を少なくし、デジタル系を旨としたいと考えている。デジタル系はSDGs にも順接する。

 

戦後美術史に金字塔を刻んだ先輩格のAさんとBさんが亡くなられて2年以上過ぎた。直前の作品を見ると成功したパターンの繰り返しで本人も納得していないように見えた。次々と話題作を生み出すことは難しいことの実例に思えた。成功したパターンの繰り返しは寂しい在り方である。前衛の夢を追い前衛の夢に応えるのは本当に大変である。

他人のことより自分のことである。今日の夢に向かって進みます。

 

その4

冬の雪アートの概要が決まりました。リンクを張らせていただきます。

www.echigo-tsumari.jp

 

 

師走-1206

その1

50年前のリバーサル写真です。当時勤めていた僻地校のグランドから集落を臨んでいます。なぜ今頃こんな写真を載せるかというと捨てる前に一花を咲かすということです。この頃の写真はすでに90%以上廃棄したのですが、廃棄を免れて残っていたものの一つです。何人かのブログの読者の皆さんに見ていただいて最後といたします。

見ていると色々な記憶が蘇って来ます。冬場は向こう側の山に雪道が踏み開かれて越えて桑取谷に出たところの土市というバス停からバスに乗って直江津駅に向かいました。

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その2

正月のどんど焼きの様子です。1972年の1月のことです。間借りしていたKさん宅周辺で行われたと思われます。
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その3

初雪の頃200mくらい春頃に遠足で歩いた沢の道を登ったところにある小さな滝です。中ノ俣川に注いで下綱子から桑取川に合流し有間川で日本海に抜けます。

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その4

菜の花なので春の撮影ですが、どこで撮影したかは覚えていません。今も同じように蝶が飛んでくれば追いかけています。蝶の採集に興味があるわけではありませんが、変わらぬ蝶への思いがあります。

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自分にしか意味のない写真なのですがなかなか処分しきれません。遅々として進みませんが書籍や資料を含めて身の回りのものの処分を頑張っています。

 

 

その5 webより取材。

これまで知らなかったお祭りがありました。国重要無形民俗文化財「木幡の幡(はた)祭り」です。

12月5日に福島県二本松市の木幡山一帯で開かれた祭りです。阿武隈の山並みに勇壮な木製ほら貝の音が響き、色とりどりの五反幡が青空を彩っています。

この幡ははたはたとはためいているようです。こちらの山ぞりまつりに取り入れて見ようと思います。

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niigata-art226.hatenablog.com

本日はこれにて。

 

師走-1205

その1

今日はアートのネタがまだありません。とりあえず食リポでお茶を濁します。

昨日久しぶりに帰省して来た息子と3人でMラーメン店でランチ。

このラーメンが一番美味いと思っています。美味しいラーメンを食して、なぜか先日の某観光地のご当地ラーメンが不味かったことがまた思い出されて来ます。食い物の恨みは恐ろしいということです。

 

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その2

マユミの仲間と思われます。実はついていません。紅葉の色に温かみを感じます。

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その3

八手の花が咲いています。昨年も書いたと思いますが、この花はなぜこの蝶や虫の少なくなった時期に咲くのかわかりません。よく観察してみる必要があります。

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あまり中身のないブログになりました。

とりあえず。

 

 

師走-1204

その1

何時書かれたかはまだわかりませんが、サム・フランシスが1967年に行った 発煙筒を用いた形でのSnow Paintingの記事を知りました。サム・フランシスは1950年代からの作家ですからGUNに入った頃はインプットされていました。アクションあるいはオートマティズムという言葉も理解していました。

このようなイベントの写真を見るのは初めてです。イベント当時、報道あるいは雑誌に載ったのでしょうか。

よく見るとスキーを履いている人のヤッケにNAEBAの字があります。コメントの Naibaraは誤記のようです。

なおGUNの「雪のイメージを変えるイベント」は1970年2月で4色の顔料を撒布して行いました。

 

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Sam Francis, Ski/Snow Painting, 1967. Performance work at a winter ski resort in Naibara, Japan

 

復習です。(Webより)

アンフォルメルフランス語:Art informel、非定型の芸術)は、1940年代半ばから1950年代にかけてフランスを中心としたヨーロッパ各地に現れた、激しい抽象絵画を中心とした美術の動向をあらわした言葉である。同時期のアメリカ合衆国におけるアクション・ペインティングなど抽象表現主義の運動に相当する。

 

 

その2 訃報です。

webより

芥川賞作家の新井満(あらい・まん、本名・みつる)さんが3日、誤嚥(ごえん)性肺炎で死去した。75歳だった。

 

私が主催したBlue Sky Project展に参加してくれました。

自由訳 千の風になって を展示し自由に読むことができるようにしました。中程に見開き一杯に青空が広がっているページがあり「あの 大きな空を 吹きわたっています」の言葉がレイアウトされています。新井さんは千の風になられ、もう大きな空を 吹きわたっておられるかもしれません。

そのほか

自由訳 般若心経 

自由訳 イマジン

自由訳 良寛さんの愛語

3冊の訳本が本棚にありました。

これらは手頃な厚さで入門編として読むことができました。

新潟のご出身で同年齢でしたので一層の活躍を期待していたのですが本当に残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

その3

本日、樹下美術館で午後3時から開催された「手回し蓄音機で古いレコードを聴く会」に行って来ました。解説を聞いてスマホテネシーワルツの歌詞の邦訳を見て意味を確かめて楽しむことができました。歌手で知っていたのはフランク永井でパティ・ページは聞いたことがありました。年に一回くらいのレコード鑑賞で情操や知識が深まるわけではありませんが来年もこのレコードを聴く会を楽しみにしたいと思います。

後半では「ある晴れた日に」蝶々夫人だけが聞いたことのあるものでした。

 

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師走-1203

その1

この度の国立国際美術館のコレクション1展のパンフレットでGUNの「雪のイメージを変えるイベント」について、羽永光利さんが果たした役割をきちんと記述してありました。鬼籍におられる羽永光利さんも納得されていると思います。羽永さんは一番大事な顔料の調達と信濃川河原の使用について当時の建設省と折衝し許可を取ってくれました。

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その2

玄関前の山茶花が咲き始めました。

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その3

今日はワイフの実家の町内に葬儀がありこれからワイフを送り迎えします。最近葬祭が多くて自分の人生の終わりについて考えさせられます。亡くなられたAさんのご冥福をお祈り申し上げます。

ワイフを葬儀場に送り届けた後新井競技場まで行って青空に映える妙高連山を撮影して来ました。青空の中、神さびの妙高がより一層凛々しく見えました。右側に写っている新井リゾートはもう営業できそうな感じです。

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その4

Webに奥能登のナミコが載っていました。恒久的に展示されたのでしょうか。エレジーのモチーフですが好きな作品でした。これは海側から見た姿です。

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師走-1202

その1

市の美術協会に出品した小林五空さんの作品(左側の黒い作品)が私と井上智子さんのと一緒に大島画廊に1ヶ月くらい展示されました。再掲です。小林さんが亡くなられた今となっては貴重な思い出です。本日は本葬です。小林五空さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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その2

夜中に降った雪?霙。正式に平地に雪が降ったという報道はまだありません。昨日、スタッドレスに履き替えて正解でした。近くの南葉山は2度目の雪でかなり白くなりました。

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その3

先日の京都のホテル朝食にて。袋状のマスク入れを使いました。コロナ文化の一つです。

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その4

小林新治先生の卒寿記念の親子展を見て来ました。小林先生は教員時代にお仕えしました。90歳を迎えて、絵を描くのは楽しみであると言われていました。

小林先生の年齢に到達するまで15年あります。人生を早回しして一挙に歳は取れません。1日1日積み上げていくしかありません。とりあえず、80歳めざして精進します。

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師走−1201

朝、新聞の訃報欄に小林五空さんのお名前が載っていました。9月の市美術協会展でお会いした際は元気な様子でした。10月の市展には無鑑査出品されていました。

五空さんは井上有一に類されるように受け止められますがそれを超えた巨大サイズの全身全霊の書と墨抽象画で国際的に評価される作家であると思います。在住地の上越市ではサイズが大きすぎてのびのびと展示できるスペースはないと思います。残された作品群をどう後世に伝えていくか考えなければなりません。

 

小林五空さんを偲び、2016年のギャラリー湯山個展でのパンフレットを掲載させていただき合わせて哀悼の意とさせていただきます。

 

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最初の作品の裏側。

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6月13日にアメリカからの宇宙と人類の歴史を研究する珍客Teaselを連れて行きました。大きな筆の使い方を説明している小林さんです。ギャラリー湯山2階の座敷にて。

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2021年の市展に出品された作品「象」です。スマホで撮影しました。

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本日はこれにて。

 

 



霜月-1130

その1

長崎被爆柿の木の3世 

最後の一葉です。冬場の管理をしっかりしたいと念じています。

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その2

毎年の話題です。シャコバサボテンが咲き始めました。

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その3

今年も親戚からりんごのお歳暮が届きました。千曲市のりんご園産です。美味しそうです。

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その4

今日は良い天気でした。天気に誘われて庭木の雪囲いをしました。冬を迎える準備の一つです。3分の2くらい終わりました。

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本日はこれにて。

 

霜月-1129

その1

25日の5時近く、長谷寺の参拝の受付窓口でいただいた五色の輪。この輪を左手首につけて大観音様をお参りしました。

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五色の輪は輪が二つ繋がっている長谷寺の御紋と同じ意味を成していると思われます。御朱印の袋です。

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その2

Brinky Palermoの作品は一昨年のNYへの旅の際にDia:Beaconで見て、数日後にDia:Chelseaでも見たので記憶にしっかりと刻まれていました。大きなサイズの作品が作りやすいミニマル系の作品なのに大きな作品が少ないと感じましたがなぜこのような作品が評価されているのか素直に納得はできませんでした。

今回、国立国際美術館でかなりの点数を見ましたがボイスの作品もそうですが作品についての解説が少なくてまだ理解できていません。

Dia:Beaconにて

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Dia:Chelseaにて

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その3

枝垂れ紅葉の最後の輝きです。

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ドウダンツツジもようやく紅くなりました。

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本日はこれにて。

霜月-1128

26日

朝食 市バス17  大原バス駅 三千院参拝(山の坂道と石段を往復) お土産購入 大原バス駅 市バス19  国際会館 地下鉄烏丸線 四条駅 西京線 烏丸駅 桂駅 阪急嵐山線 松尾大社駅 松尾神社茶店で昼食 松尾大社参拝 松尾大社駅 嵐山駅 徒歩 渡月橋を渡る 天龍寺法堂(加山又造天井画) 嵐山駅 京福嵐山線 四条大宮駅 市バス206  京都駅 駅にあるカフェ英国屋で休憩 市バス206 三十三間堂へ行くも参拝終了 市バス206  京都駅 地下街でお土産と弁当購入 北陸線 サンダーバード39 金沢駅 休憩 北陸新幹線 はくたか590  上越妙高22:38 自家用車 自宅     

 

三千院は2度目でした。バス停からの坂道歩きはかなりの運動でした。バス停から200mくらい歩いたところにコスモスの花畑が出迎えてくれました。

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坂道を登って目的地へ到着。

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縁側で紅葉を愛でながらお茶を楽しんでいました。

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メインの往生極楽院。阿弥陀三尊像を参拝。

 

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Webより引用。

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お庭が本当に美しかったです。

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穏やかな表情のおさな六地蔵の一体。それぞれ違ったお姿で親しみが湧いて来ました。

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市バスとJRと私鉄電車を繋いで松尾大社駅へ。

松尾大社山道

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茶店の窓から重森三玲造園の庭。

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来年の絵馬の大看板。

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嵐山へ。たくさんの観光客・人出でした。

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渡月橋を渡って真っ直ぐに歩いていたら天龍寺の入り口がありました。法堂で天井画を見て来ました。

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本日はこれにて。







霜月-1127

25日

自宅 自家用車 駐車 上越妙高駅 北陸新幹線 はくたか91(6:35) 金沢駅 北陸線 サンダーバード12 福井駅 タクシー Galleryサライ 橿尾正次(版画と立体紙)展 タクシー 福井駅 弁当購入 北陸線 サンダーバード16  (10:42) 車中弁当食 大阪駅(12:37) 市バス53 田蓑坂 徒歩 国立国際美術館 ボイス+パレルモパレルモはNYのDiaで沢山見て来ました。ボイスと深い関係があるということは知りませんでした。)

 

コレクション1ー1968年展

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タクシー 大阪上本町駅 近鉄大阪線 快速急行 長谷寺駅 徒歩(駅から下がって幹線を横切って門前通りを緩やかに上がって30分?くらいがんばって歩きました) 長谷寺参拝(石段399を上り下り、足がガタついてきました) 

(写真はWebより)

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本堂到着は5時少し前でギリギリで入れていただくことができました。薄暗くなっていました。

ご本尊の足元の真下に入って足に触ることができました。像を見上げて圧倒され、像の周りを一周し舞台の方から改めて全身を拝むことができました。とにかく巨大な観音様(10m余り)でした。鎌倉の長谷観音様は9.18 mと出ていました。奈良の方が少し大きいことになります。

両方の観音様(十一面観世音菩薩)を参拝できてとりあえず満足です。時間が遅過ぎて他のお堂を回ることができなかったのが残念でした。もう一度階段を登れる脚力のある内に訪れてみたいと思っています。

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下へ下りたらタクシーがいたので運良くタクシー予約成立 タクシー 長谷寺駅(17:44) 大和八木駅 近鉄京都線 運良く特急に接続 京都駅(18:45)夕食(駅内) ホテル泊

 

26日

朝食 市バス17  大原バス駅 三千院参拝(山の坂道と石段を往復) お土産購入 大原バス駅 市バス19  国際会館 地下鉄烏丸線 四条駅 西京線 烏丸駅 桂駅 阪急嵐山線 松尾大社駅 松尾神社茶店で昼食 松尾大社参拝 松尾大社駅 嵐山駅 徒歩 渡月橋を渡る 天龍寺法堂(加山又造天井画) 嵐山駅 京福嵐山線 四条大宮駅 市バス206  京都駅 駅にあるカフェ英国屋で休憩 市バス206 三十三間堂へ行くも参拝終了 市バス206  京都駅 地下街でお土産と弁当購入 北陸線 サンダーバード39 金沢駅 休憩 北陸新幹線 はくたか590  上越妙高22:38 自家用車 自宅