Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

1月-20231010

その1

訃報です。

現代美術家高山登さんの逝去を悼み謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

web より

 宮城教育大教授、東京芸術大教授などを務めた現代美術家高山登(たかやま・のぼる)氏が8日午前2時38分、肺がんのため仙台市の病院で死去した。78歳。東京都出身。自宅は仙台市泉区寺岡3の9の15。葬儀・告別式は近親者で執り行う。

 

 

田村画廊での個展では立てた枕木にたくさんの針金や金属片などのオブジェがぶら下げられ床部分に対称するコンクリートの凹型の溝を切り出して、びっくりでした。その際に東野芳明さんが来ておられ夥しい写真に記録された作品群を見せていました。その作品群を横の視線から見て、高山さんの天才ぶりを感受。異次元の高みにいる作家と思いました。

高山さんのことは一番最初に、銀座の2丁目辺りにあったウオーカー画廊で大きな枕木を壁に立てかけた作品を見たと思います。その他、1971年の毎日現代展でのベッドのあるインスタレーション「地下動物園」など。1960〜80年代に日本の現代美術を牽引した作家が亡くなっていきます。残念です。自然、生命の摂理で寿命の面もありますがその喪失の思いを代わりのもので修復することはできません。うまく言えていませんが。

 

その2

デジタルの時代

ブログ掲載の画像をドイツ在住の研究者が取り出して、使用許可を得るためにメール添付で送ってくる。そんな時代です。まさにデジタルデーターで世界を行き来する時代です。

 

その3

新聞の置き場です。30cmの立方体の空間です。ここに新聞をストックし月に2回資源ごみに出します。先ほど縛ってゴミステーションに出してきました。その虚になった空間をネタにしました。ここに実の読後の新聞紙を重ねていきます。当たり前のことです。


その4

2011年の2月第4週。まつだい農舞台周辺にて。撮影は池原浩子さん。天気も良く、久しぶりのボディスタンプで気分爽快でした。昨日こことのように思い出します。

この後、3.11 東日本大震災が起こり世界が変わりました。

その5

今年の雪アートで組み立てるBar 36本の引っ張り線を結ぶ位置に5〜6ミリの溝を切る作業を終えました。昨日から2日間の作業でした。

次はこれを白ペイントで塗る作業です。

 

本日はこれにて。