Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

師走-1205

その1

木々に雪の重みに耐えられるよう枝をまとめて縄で縛って補助をしています。晩秋の風物詩で雪を迎える準備です。

その2

毎年同じネタで恐縮です。シャコバサボテンピンクと赤。目を和ませてくれます。

その3

もう10年前になりましたが当時のキナーレで雪の図工教室というワークショップを担当させていただいたことがあります。

そのコンセプトを巡るテキストです。当時のブログからコピペしました。復習しながら今冬の雪アートに備えます。

 

2012.12.23
雪の図工教室2013活動第一次構想   
                      堀川紀夫
雪に働きかける
新雪が降りその雪の厚みをかき分け、水の中を歩むように雪の中を歩くことについて「こざく」という独特の響きのある言葉がある。

の解説
  1. またぐようにして歩く。
    • 雪こざいてきた
    • (雪の中を歩いてきた)
    • ※ 雪の積もったところや川の浅瀬をかきわけるようにして歩く動作をいう。

 

まず、雪の上を歩いてみる
次に雪を観察してみる。色を味わう。気象の条件で雪の色は変化する。白の中に色々な白があり、光により陰影が生じ表情が生まれる。
雪の重み、冷たさ。気温により姿を変える雪。融ける雪、凍る雪。楽しい雪、恐ろしい雪。危険な雪。道路の雪、屋根の雪、田んぼの雪、人の生活の場、その周囲に色々な雪がある。
雪に働きかけて人間としての形を記す、跡を残す、形を造ること。それが描く、つくる、表すことであり意味をつくりだすことである。(Draw,Stamp,Mark,Write,Make)等の活動に符合する。

活動の種類
身体から道具へ

1 足を使う。
 雪の上を歩く。雪に足(靴)の跡を付ける。人が通れるように道を付ける。雪を踏みつける。雪を踏みつけて形をつくる。遊ぶための平らな面をつくる。

2 手を簡単に使う。 
 雪に手形を付ける。両手で付ける。沢山付ける。手形で雪に壁面をつくる。

3 手の握る力を使う。
手の指を生かす。拳の力でボクシング。手の握力を生かす。
 雪のおにぎり雪玉をつくる。しっかりと握りしめてつくる。沢山つくる。柔らかくつくる、固くつくる。雪の的宛やカチンコ遊び。雪合戦(スポーツ系)。
 小さな雪玉をつくる。大きな雪玉をつくる。
 つくった雪玉を並べる。くっ付ける、つなげる。重ねる、積み上げる
雪のダンゴ、雪のネックレス、雪だるま。

4 雪の壁に働きかける。
 拳で穴を空ける。手で雪を掻き出して窪みをつくる。
 窪みを沢山つくる。窪みを何かの形にする。規則的に窪みをつくる。窪みで描く,書く。雪壁に自分らしい人と違った模様を付ける。

5 雪の上を体全体で動いてつくる。雪上を歩いて、歩いた跡でつくる。大きな雪の上の模様。   

6 身体全てを使った雪上での身体スタンプ。(Snow Performance)

7 雪の白さをバックに表す。飾るなど。色のある形を配置する。(着色はしない) 色の付いている紐、布や紙で飾る。花や枝を飾る。

8 雪に30cmくらいの空間をつくり、キャンドルを灯す。
  
9 道具を使って雪に働きかける。 小さなスコップのようなものを使う。面を削って形を掘り出す。バケツのような型を利用して同じ大きさのものを沢山つくる。雪のレリーフをつくる。雪を削る。雪を彫刻する。

 

今回は子のテキストの7に関わって構想をまとめることになりそうです。

 

その4

妙高山に雪が降り神々しい眺めです。

 

その5

今年はサンシュユの実の付きが素晴らしいです。板倉線へ18号から入ってすぐの南側にある斉藤牧場の跡地にて。


本日はこれにて。