Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

眼鏡型オブジェ作成

一昨日の山ぞり祭の縄ない体験コーナーで小型の眼鏡型オブジェを試作させてもらいました。縄をなってみましたが手のひらがその感触を忘れていました。

眼鏡型が中国地方の正月の注連縄にあるということを2年前のテレビ番組で知りました。以来アトリエの神棚の注連縄を眼鏡型にしています。この眼鏡型の意味は「先をよく見る」ということですが、作り方を含めて一つの作品としての意味が生成されるように追究していきます。作り方としては、針金を利用して耳のつるや鼻当てを止めることをポイントに一本の長い縄でつくれればいいと考えているところです。

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春の始まり

世の中はコロナウイルス対策で非常体制に入っています。小市民として我が子供達家族、孫たちの安寧を願うばかりです。

私ごとではSNOWART2020が昨日で無事終了しました。3月2日です。例年より早めの春の始まりを迎えている感じです。朝七時の太陽の位置です。太陽が玄関正面に戻ってきました。

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我が家の福寿草です。
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前庭の土筆です。

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近所の椿。満開でした。

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近所の梅は満開を過ぎていました。

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天気が良かったので1時間くらいの釣りを目的に海に出かけました。餌を買って突堤に着いた途端に強風が吹き始めたので諦めてかえっいてきました。

保倉川の橋の手前にタモの木の街路樹があります。海風を感じさせる樹形を感じて撮りました。

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山ぞり祭り2日目

山ぞり祭り2日目、無事終了しました。

昼頃に撮影。2日目の記念スナップです。藤野正二さんから撮影していただきました。

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昨日よりは良くありませんでしたが青空も出てくれて、素晴らしい1日でした。

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明日、詳しく掲載します。

ランダムな順序ですが2日目のスナップです。新潟雪アートユニットの皆さんが乗っています。

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小ぞりは雪の上の滑走でしたが雪が少なくてザラザラ。どんどんと溶けていました。

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磯崎道佳さんの「マキオ巨人と雪上散歩」が陸上散歩。山ぞりが車をつけて陸上走破の珍事でした。

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山ぞりの運行にコラボした新潟雪アートの皆さんのパーカッションの熱演奏があり、会場が盛り上が李禹煥ました。このあり方に来年以降の雪アート&山ぞり祭運営の展望が見えてきたと思います。

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終了間近にTensegrityと舟見倹二さんが作った小ぞりと一緒に。背景の雪だるまは長谷川仁さんの作品。高橋高一隊長さんから撮影してもらいました。今年の山ぞり祭りが終わりました。ソリの運行に随行してささらやwood blockを打ち鳴らして1万歩以上の歩数となり、とても良い運動にもなりました。

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山ぞり祭り1日目

新しい注連縄をつけて第9回目の山ぞり祭りの始まりです。

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今回の山ぞり隊の最初のスナップ。
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近くで切ってきた杉の葉を飾りに差し込んで。

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囃子のメインは副隊長の小島務さんの太鼓のパーカッション。

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15日、16日、22日、23日、24日は線路側の芝生広場の雪の上を滑らせたのですが、昨日の判断で雪が少なすぎるということで急遽台車をつけ方式に。ピロティを通る南側の通路で東駐車場を折り返して往復することになりました。今年は山ぞりではなく山ぞり車の運行となりました。車ですのでそりより動かしやすく、そりとは違う乗りごごちはまた格別で喜んでもらえました。。

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 団体バスツアーは中止。それでも50名以上の来場があり。山ぞり隊はほとんど休む暇がありませんでした。

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 本日は晴天に恵まれ、雪の少ない条件のもとで最高に近いお祭りの日となりました。

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時節柄、例年よりマスク姿が目立ちました。

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新潟雪アートユニットの皆んなが昨年に引き続きバケツや鍋を打ち鳴らして囃子役に積極的に参加して会場を盛り上げてくれ、大大感謝でした。音があると会場の雰囲気が祭りらしくなります。

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イベント開催に向けて

昨夜から2cmくらい雪が降りました。我が家の中庭の様子です。さて、まつだい農舞台でのイベントは明日と明後日です。会場にどれくらい降ったのか、雪がどれくらい残っているか、それが問題です!!

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最終的に、明日の朝の現場判断で山ぞりと小ぞりをどう動かすか判断して開催します。

とりあえず。

 

話は変わって、流行中のコロナウイルスについて。

 マスクや手洗いなどでの予防の有効性はナノ単位ではあるのでしょうか。診断した側の感染者が多く疑問ですが、自分でできることは栄養をとってよく休養し免疫力をつけることです。そこに傾注したい考えています。

ウイルスの大きさは20〜30nmだそうです。その小ささはmmが10の−3乗m。μ(マイクロ)が10の−6乗m。n(ナノ)は10の−9乗m。10億分の1m単位になります。このような生き物に今、人類が侵略されているわけです。

 

kmで考えると太陽系の端から端までの距離を連想させます。物質としては量子サイズです。

そこまでの単位の感覚がまだよく身についてはいませんが、身体の内と外の宇宙は10億を単位とした空間感で捉え直すことが肝要に思う次第です。

 

参考までに下図で考えてみてください。(下の図は1990年発行の辞書なので冥王星が入っています。)

 

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手作り打楽器

明後日、明々後日のまつだい農舞台での山ぞり祭り用に孟宗竹を使った打楽器を作りました。地面に打ち込んだ直径1.6cmの2本の鉄筋を2個穴を開けた竹に差し込んで保持する仕組みです。観客の皆さんから、これらの楽器を山ぞりの運行に合わせて打ち鳴らして囃し立ててもらうことを目論んでいます。昨年度は、新潟ユニットのみんながスコップや杭を打ち鳴らして松苧太鼓の皆さんとジャズ的なセッションしてくれたことが元になっています。

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山ぞり祭りは開催されますが、例年好評の雪花火は中止になりました。

 

「越後妻有雪花火/Gift for Frozen Village 2020」の中止・チケット購入払い戻しのお知らせ - 大地の芸術祭の里

日常の非日常(2.26)

 

本日は私の誕生日です。昭和21年生まれなので、74歳になりました。ファイルを整理していたら尊敬する作家がこの年齢で亡くなっておられました。今後どれだけの寿命があるのかは神のみぞ知るところです。父親との死別は56年前、母親との別れは45年前ですがそれらを時々昨日のことのように思い出します。

退職後の一時は膝の具合が悪く、起きあげるのに少し痛みが伴いました。そのためにできるだけビールは飲まないようにして、3年目くらい。現在は尿酸を抑える、血圧を下げるなどの薬は飲んでいますが、健康的な問題は少なく、ありがたいと思っています。

今日は行きつけのイタリアンでパスタとピザのランチでワイフと誕生日を祝いました。

 

 アスパラ菜とスルメイカのパスタでした。

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ちょっとピントが甘くて恐縮ですが、チーズをたくさん挟んで二つ折りにして焼くタイプのピザを初めて食しました。

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左のケーキには緑色の木の実入っていました。
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 とりあえず。

Tensegrity冊子届く

一年半ぶりのTensegrity冊子です。20部印刷しました。今回は全く拙いながら様々な有り様を5つに分類してみました。これを次へのステップとします。

 

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 昨日は晴、今日は曇りと雨模様。29、1日は山ぞり祭り。雪よ降れ!!!

体育館を借りて

 

昨日、長女家族が骨休めに来たので近くの体育館を2時間コースで借りてバスケットボールで遊びました。最初はなかなかシュートが決まらなかったのですが、かなりの頻度で決まるようになり楽しかったです。孫1号は地元のバスケチームに入っており結構上手くなっていました。

本日は晴天です。

とりあえず。

 

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眼鏡型オブジェ記録集作成

 2013年から制作の始まった眼鏡型オブジェ作品の記録集を作成しています。テキストがほぼできたので掲載します。

この眼鏡はクリスマスパーティ関連のおもちゃから作りました。これをモデルに大型化を図りました。

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メガネ・プロジェクト(Glasses Project) 覚書

▶︎ギャラリー湯山(2013)での個展の出品にMarcelDuchampの「自転車の車輪」100周年に因みそのレプリカを自作した。その過程で、Duchampが車輪だけを選び、他は捨てたという当たり前のことに気づいた。そして、Duchampがタイヤやチューブを捨てる際にその円形フレームを眼鏡に目の前の世界を見たであろうという仮説を見付け、最初作ったのはタイヤとチューブによる眼鏡型オブジェだった。

▶︎言うまでもないことだが人間の眼は一方向に向いており、視界は有限で眼と反対側を見る事は出来ない。前を見ている時は後ろを見ることはできない。

▶︎そんな視覚の一方向性と双方向性について眼鏡をモデルに考察し眼鏡型の作品をつくって来た。そして大地の芸術祭のSNOWARTで大型の眼鏡型オブジェをつくる機会を2回いただいた。

▶︎眼鏡型作品の最初のタイトルは「Duchampの眼鏡」、「空(そら)眼鏡」、「眼鏡のエチュード」、そして「Glasses Project」(2018)となった。その歩みをまとめて次なる展開に資したい。

 

あとがき

 

眼鏡型オブジェを作って5年以上の歳月が過ぎた。大型作品は現場で組み立てる方式で設計してあり、新たな機会を得て再組み立てしてみたいと考えている。作品のコンセプトは人間にとって普遍的なものであり、古びるものではない。

 

2014年コメント

大きな眼鏡型彫刻を制作。そのレンズ部分の瞳の位置に自転車のタイヤを吊るし、そこから「自転車の車輪」のレプリカのある雪の風景を見る装置。タイヤは、そよ風に揺らぎ、移ろう世界を演出する。

2018年コメント

眼鏡型オブジェの2つの穴の一つはフレームだけで空(から)眼鏡。人間がくぐって通り抜ける事が出来る。もう一つの眼の虹彩部に当たる中心にドーナッツ型に加工した鏡を設置している。瞳孔の部分はくり抜かれ、作品に対面する人は自分の姿の写る丸い鏡にくり抜かれた穴から世界を眺める。

大型作品のサイズ

(1)高さ180cm、横幅 400cm、縦幅 400cm

(2)木材は市販の180cm×90cmの合板

(3)鏡はアクリル鏡 直径100cm 厚さ3mm(2018)

 

眼鏡型オブジェ作品の発表歴

 

堀川紀夫個展2013.6~8 (十日町市松之山湯山ギャラリー湯山) 3 ~6p

SNOWART2014.3(十日町市まつだい農舞台)                  7 ~12p

堀川紀夫の現在 個展2014.6(柏崎市遊文舎)                   13~14p

サイトと野性展2014.9~11(十日町市まつだい農舞台)          15~17p

第16回城下町高田花ロード2014.10(上越市高田駅前)         18~19p

SNOWART2018.3(十日町市室野―奴奈川キャンバス)          20~34p

 

著者  堀川紀夫 HORIKAWA Michio

発行者 堀川紀夫

発行日 2020.2.26

発行所 Baku出版社

雪消える

昨日は晴天でした。18日に降った雪が消えました。今日から3日間はまつだい農舞台で SNOWARTが開催されます。

 

 

昨日の7時3分。太陽が玄関正面にきています。

世の中は新型コロナウイルスのことで戦々恐々です。早く終息してほしいものです。

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昨日の朝撮影。この雪、夕方には消えてしまいました。

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今日の朝刊を見て、今月上旬に会ったばかりのFさんが亡くなったとの知らせがありました。驚きました。知り合いに尋ねてみると心臓系の突然死であったとのことです。人生の無常さそのものを見て心を痛めています。

「朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。」を改めて思い起こしています。1日1日を精一杯生きることです。

本日通夜に出かけて冥福を祈ってきます。

 

Tensegrity−4発行に向けて

Tensegrity−4発行に向けて33枚の作品写真を編集しました。数日後に印刷されて送られてくるということでTensegrityへの取り組みの中締めをした気持ちです。

両端を建物や杭のようなものに固定して吊り橋のように張ることで生成するタイプです。制作は意外と簡単です。今回の冊子に組み入れました。

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思い出のビデオ

1981年にビデオテープレコーダーを買った。最初はSONYのベーターマックスだった。その後VHSに負け、仕方なくVHSへ移行してからDVDレコーダーとなって今は外付けハードデスク。(このことは何回かブログで取り上げた)

テープは録画しただけでそれを活用した視聴はあまりしなかった。ベーターマックスのテープをすでに200本以上捨てた。その際、表題を見て捨てられないい30本くらいのテープを残した。

いろいろな本も同じで買って背表紙を見せて飾っておくだけが常になっていた。

今日、その残されたベーターマックスのテープの教育テレビスペシャル「人間は何を描いてきたか1、2、3」の1を見ていたら篠原有司男さんが出てきました。西暦の記載はなかったのですが今から30年以上前であることは確かです。

篠原さんは私のヒーローです。今もお元気で何よりです。

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これは、私の1986年の顔。新潟の民放で取り上げられた際のもの。今につながる言葉を話していていました。ここらでようやく作家的に揺るぎのない考えを持つようになったと思っています。

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思い出の写真

パソコンを整理していたら小川文雄さんと2人で撮った貴重で懐かしい写真が出てきました。

2010-5-8に諏訪神社御柱際に行って、松沢宥さん宅でご馳走になってきました。その際に「虚空間状況探知センター」内を見学させていただいた際のものです。

小川さんはその数年後に病を得られ昨年3月他界されています。同行の古田洋司さんからとっていただいたものと思われます。古田さんは2012年2月に亡くなられました。

 

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私がこの部屋に入れていただいたのは2度目で、その後2018年10月の「ゆかりの地ツアー」の際にも入れていただきました。

この部屋の夥しい作品群は建物の耐震力不足などへの対策のために昨年のうちに全て片付けられ、今は何もない部屋となっているとのことです。

(2001年のCentury City展でご一緒した勢いで2004年の御柱祭に家族一同で伺い、松沢さんとお会いし、お祭り好きな松沢さんを見ることができたことを大切な思い出にしています。)

 

Glasses Projectなど

Glasses Projectは2013年のギャラリー湯山(屋号は泉屋)個展の際に考案した「マルセル・デュシャンの眼鏡」から始まります。要するに、泉屋からDへリンクし、そのDの「自転車の車輪」からの発想で、その際に捨てられたはずの泥除けやタイヤ、チューブを使って眼鏡に仕立てたことが始まりです。Dのことを知ってから40年以上経て、ようやく浅学菲才の頭からダジャレ的にDを身近に捉えることができたわけです。

その発想から、2014年の雪アートでタイトルを「眼鏡のエチュード」として大型眼鏡を作り、それを受け継いで2018年の雪アート(奴奈川キャンバス)で「Glasses Project」として制作する機会を与えられました。高さは180cmの作品です。組み立て式で作り、現在は我が家の軒下に立てかけてあります。

そのコンセプトモデルを改めて壁面展示用に仕立てました。なお、使われている眼鏡のフレームはクリスマスの変装用の眼鏡を利用しています。

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2018の作品です。

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本日、予報通りに雪が降りました。今のところ5cm程度です。雪アートのためにもっと降って欲しいです。

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