Glasses Projectは2013年のギャラリー湯山(屋号は泉屋)個展の際に考案した「マルセル・デュシャンの眼鏡」から始まります。要するに、泉屋からDへリンクし、そのDの「自転車の車輪」からの発想で、その際に捨てられたはずの泥除けやタイヤ、チューブを使って眼鏡に仕立てたことが始まりです。Dのことを知ってから40年以上経て、ようやく浅学菲才の頭からダジャレ的にDを身近に捉えることができたわけです。
その発想から、2014年の雪アートでタイトルを「眼鏡のエチュード」として大型眼鏡を作り、それを受け継いで2018年の雪アート(奴奈川キャンバス)で「Glasses Project」として制作する機会を与えられました。高さは180cmの作品です。組み立て式で作り、現在は我が家の軒下に立てかけてあります。
そのコンセプトモデルを改めて壁面展示用に仕立てました。なお、使われている眼鏡のフレームはクリスマスの変装用の眼鏡を利用しています。
2018の作品です。
本日、予報通りに雪が降りました。今のところ5cm程度です。雪アートのためにもっと降って欲しいです。