その1
「美術を考えるとは、定義こそ数しれずあるけれど、つまるところ色とかたち、イメ-ジと人間、そしてなにより見えるものと見えないものの織りだしてくる意味を考えることであろう。」(松枝到)
1987・8.9 長岡文化会館ホールにて。
もう36年前のことであるが松枝さんの言葉は今も響いてくる。新潟現代美術32人展でのシンポジウムである。
その2
新潟現代美術32人展を開催したら新潟に新しい民間の美術館ができた。バブル時代。
その3
1964年の長岡現代美術館開館展を見ることはなかった。この年の終わり頃にその存在を知った次第である。これらのコレクションを見たのは後日の展示の機会である。
webより
長岡現代美術館の開館時には日本を代表する現代美術家斎藤義重のレリーフ「大智浄光」が建物の正面右側に設置され、2階ロビーには前田常作の壁画が設置された[3]。開館時の1階展示室常設展示作品は33点であり、パブロ・ピカソ、フェルナン・レジェ、ワシリー・カンディンスキー、ヴォルス、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー、ジュゼッペ・カポグロッシ(英語版)、タジリシンキチ、岡本太郎、前田常作、元永定正、川端実、高間惣七、桂ユキ子、オノサト・トシノブ、白髪一雄、田中田鶴子などの作品であった[3]。3階展示室には近代洋画が集められ、浅井忠、青木繁、岸田劉生、萬鉄五郎、前田寛治、佐伯祐三、小出楢重、梅原龍三郎、安井曾太郎、鳥海青児、海老原喜之助、脇田和、糸園和三郎、横山操、加山又造などの作品が開館時に陳列された[3]。
本日はこれにて。