Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

睦月-131

その1

雪アートでWeb検索して札幌在住の谷俊彦 Toshihiko Shibuyaさんの作品に出会いました。そしてTさんの作品と同じ原理を生かした作品であることに気づきました。

このような材料や技法に関係する類似作例はよくあることで、絵の具や筆を使うようにその材料や技法という原理てきなものをどう使いこなし万人が認める作品を作っていくかにかかることです。

その意味でTさん頑張れです!!

謹んで渋谷さんの作品画像を転載させていただきます。

Web上の雪アートにいろいろな作例が出てきていることを喜びたいと思います。

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日頃使っているデコパネで実験してみました。蛍光色と表示してはない色ですがそれなりに色光の反射効果が出ています。この視点から色光の反射効果について研究してみたいと思います。

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その2

越後妻有で雪アートが始まったのが2008年の冬2月。もうひと昔経ちました。。ミオン中里に展示したパネルが出てきたので掲載します。

2009年の大ゾリプロジェクトです。

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これは雪上絵「大蛇の降臨プロジェクト」。藤井芳則さんと2人でのエントリーでしたが地域の皆さんと新潟雪アート全員の力でできた作品です。

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これは2010年の作品。新潟雪アートユニット12名と中里の皆さんの協働で作られたものです。今ならドローンで撮影したいところです。

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その3

さて、50年以上前の話になりますが1969年5月の現代日本美術展は前年の神戸での「位相ー大地ー」と続く長岡現代美術館賞を得た関根伸夫というスターの誕生の熱気と急速な変化による批評の混乱が続く中でテクノロジーや新材質のアートから「もの派」傾向の作品群が登場したインパクトあるものだった。

関根伸夫の大活躍

  • 1968年 10月 第1回現代日本野外彫刻展に《位相-大地》を出品。その圧倒的な作品の強度が李禹煥らに注目され、「もの派」が生まれるきっかけとなった。
  • 1968年 11月「長岡現代美術館賞展」に《位相-スポンジ》を出品、大賞を受賞。
  • 1969年 4月 東京画廊での初個展に《位相-油土》を出品。

その美術手帳1969年7月号より。

特集<新しい自然>アースワーク

雪原にスクーターのような雪上車を意図的、造形的に走らせて痕跡を残しそれを撮影しアートとしたもの。アートの概念の広がりを雪国新潟の感性で身近に強く実感した。

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GUNの「雪のイメージを変えるイベント」が実現される前に雪アートを見たのはこの2点の図版だけだった。
また、同じ特集に高松次郎多摩川で「石と数字」を制作している写真があった。それは直後に生まれた拙作「石を送るメール・アート」に結びつくものとなった。