Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

神奈月-1015

その1

 

昨日のドライブより

麻績インターから県道55のルートはスリルある短いトンネルがたくさんありました。10kmくらいあり、夜は通るのは怖いと思いました。

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その2

作品番号12  旧大町北高校

ポウラ・ニチョ・クメズ[グアテマラ]

 

素朴絵画のような作品ですがこの地域の自然や歴史、文化、生活をしっかりと受け止めて表現している背骨のあるの作品。現代美術かぶれしていないところが魅力、貴重です。

10点くらいの作品が展示してあり出身のグアテマラの世界観を表した作品もあり、楽しめました。

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その3

webの記事で、今までわからなかった1970年の「人間と物質」展に関するセラの作品の生成過程がはっきりしてきました。

note.com

 

以下上記サイトより引用


中村 なんだかセラが怒られているような感じ(笑)。


峯村 そうそう。叱られているんです。美術館や公園を管理するお役人に、ここでこんなことやられちゃ困るって。最初は美術館の敷地内でやろうとしたんです。ツルハシを振るって掘っていたら、止められた。ここは展示する場所ではないと

 

これは安斎重雄さんが撮影された写真です。セラが書いている場所は東京都美術館のすぐ前です。この写真はよく出てきますが、実際はここから道路を挟んだ公園側で作品は設置されました。

峯村さんの言葉でこの写真は「美術館の敷地内」で作品を設置しようとして実現しなかった作品の最初の場面であることが明確となりました。

 

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公園側での設置の際にもこの写真と同じ場面があったと思います。そこに安斎さんもおられました。しかし、これと同じ場面を撮った作品が発表された例を見たことはありません。

 

これは私が目撃、撮影したセラの公園側での作品設置作業の場面です。以前にも掲載したことがあります。

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