皆さま
1967年に新潟現代美術家集団GUN(ガン)というグループが結成されました。
GUNは前衛美術を目指し、戦略を度外視して集合・離散を繰り返して活動を展開。県内で３回、東京で２回の展覧会を行い、その他に長岡、新潟、上越でハプニング、十日町でイベントなどの行為表現を行い1970年代前半に失速を余儀なくされました。その最大の成果が1970年２月に信濃川の雪原で大きな抽象画を描いた「雪のイメージを変えるイベント」でした。
そのGUN結成期の活動が30年後に再評価され始め、再評価から20年後にNYの Japan Societyでの企画展「荒野のラジカリズム:グローバル60年代の日本の現代美術家たち」Curated by Reiko Tomii, in collaboration with Yukie Kamiya(Japan Society)に招待されることになりました。
GUNグループおよびそのメンバーの堀川紀夫（Horikawa Michio）と前山忠（Maeyama Tadashi）の作品と資料、関連作品50点以上が展示されます。
なお、この展覧会には日本から長野の松澤宥、大阪のThe Play、グローバル的関連作品としてオノ・ヨーコ、草間彌生、イブ・クライン、R.スミッソンなどが展示される予定です。
展覧会についての諸情報はJapan SocietyのWeb Siteでご覧いただければ幸いです。
現代美術を目指す者にとって本場のNYでの企画展に出品することは夢の夢でした。本当に有難い招待を受け、展覧会のOpening行事に出席し、マンハッタンの美術館を出来るだけ多く訪れて見聞を広めてきたいと考えています。ご案内・報告まで。
2019,2,吉日 堀川紀夫
