芸術祭の会期は明日までとなりました。
奥能登国際芸術祭の10作品を紹介。
作品番号46 2017年の作品
輪島から珠洲までの既存のバス停3箇所を作品で覆っていました。
市内 正院地区
外海側
外海側
奥能登国際芸術祭
作品番号15 「遷移する風景」 リュウ•ジュンファ 珠洲焼資料館 2017年の作品を移設。
奥能登国際芸術祭
作品番号17 連続する生命 旧島崎家
朱漆を使った彫刻、オブジェ。現場で見る色彩はまさに美でした。強い光が当たっているところが橙色に写ってしまっています。邸内にはたくさんの真新しい朱塗のお膳がたくさん展示されていました。
奥能登国際芸術祭
作品番号30 「いのりを漕ぐ」 金沢美術工芸大学アートプロジェクトチーム「スズプロ」 旧八木家
漁具、民具、古文書、記録誌などさまざまな道具類が網にかかった大量の魚のように天井から吊り下げられて巨大な彫刻(いえの木)を作っていました。
巨大波と手がモチーフになっている寄木彫刻。制作の苦労が伝わって来ました。
床の下に置かれた陶器,瓦など。
奥能登国際芸術祭
作品番号26 「水平線のナミコ」 尾花賢一 本江寺の倉庫
漁師が愛する妻を突き落としてしまう海難事故の悲劇。漫画形式のドローイングを巡っていくことで物語が展開するインスタレーション。
海に向かっての巨大な倉庫の開口部に展示されているナミコの彫刻。物語のラストシーンは実在の波。
奥能登国際芸術祭
作品番号19 「第一波」 デービット・スプリグス 旧漁具倉庫
赤い巨大波。
10枚くらいのスクリーンが重なっていました。
奥能登国際芸術祭
作品番号23 「再開」 旧瓦工場 ムン•キョンウォン&チョン・ジュンホ
海岸近くに建てられた瓦工場は操業停止で放置され朽ちて倒壊直前。朽ちて行く途中の残された設備、道具のさまざまな材料を打楽器として生かしている。内部に鑑賞者に見えないように仕組まれた仕掛けが動いてさまざまなパーカッションの音が突然に鳴り出してきました。コンピュータにプログラムされた高度なメカニズムによる狂想的メロディが鳴り響いていました。
仕掛けは見えない。パーカッションが鳴り始める。
まだたくさんの瓦が残されて往時が偲ばれました。窯は4基くらいありました。
町側からの眺め。
奥能登国際芸術祭
作品番号21 「ごめんね素直じゃなくて」 クレア•ヒーラー&ショーン•コーディロ 喫茶アンアン
Cafeに入ると巨大な月のような球体が鎮座。
奥能登国際芸術祭
作品番号22 「海図」 盛圭太 旧大工倉庫
入り口に小型の金の船。向こうの壁にドローイング。10m以上のドローイングからのメッセージはピンと来ませんでした。
奥能登国際芸術祭
作品番号16 「mesocyclone」 青木野枝 蛸島/旧高砂湯
湯船側に石鹸を積み上げたような小さめの彫刻
脱衣所や番台があったところにお馴染みの鉄彫刻