Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

三島由紀夫50周忌

Webより

 1970年11月25日、作家の三島由紀夫が、主宰する「楯の会」会員4人と日本刀を持って東京・市谷の陸上自衛隊東部方面総監室に乱入し、益田兼利総監を監禁。三島は自衛隊員に向けクーデターを呼び掛けた後、総監室に戻り割腹自殺した。

 

あれから50年経過しました。NHKの「あの人に会いたい」など、三島さん関連の番組がいくつかありました。

私は三島さんの「潮騒」を映画かテレビドラマでみたことがあるくらいで、関心があったのは名前に同じ「紀」の字があることくらいでした。

この写真画面で記されているテロップの前に「青年はいつの時代でもバカではある。」がありました。

最近、美術作家活動のあゆみを振り返る語り物をまとめています。この三島さんの自殺で時代の空気が変わったことを思い出します。いや9月に大阪万博が終わって、時代が冷め始めて変わってきていることを後押しするようなタイミングだったように振り返っています。この日、勤務地はみぞれ混じりの天気でした。ストーブの周りで暖まっているときに、校長がこのニュースを知らせてくれました。その学校は、今は跡形もなく、その跡地に新しいコンクリートの建物が立っています。

私は24歳で、そのバカな時期の自分がアートで成してしまったことは、本当に向こう見ずでしたが、それなりの考え方があったことだったと回顧しています。振り返ってみれば50年はあっという間のようです。この時期の作品が今、評価されていることは夢みたいなことのようでもあります。

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 今日は、年に一度の人間ドックでコロナ禍のいろいろな立ち回りの注意事項と「新しいスタイルの胃検査でのバリウムの飲み方と撮影台の上での動き回り方」を体験してきました。初めてなので動きにくくて少し辛い思いでした。バリウムの後で下剤を飲んできました。あまり気分が良くありません。年に一度の体のメンテナンスです。とりあえず、済んでやれやれでした。