16日に2000年に植樹した新潟県三条市月岡小学校の長崎被爆柿の木の子孫の成長を確かめに行ってきました。標柱が新しくなっており、本当にありがたく思いました。
植樹20周年を迎えようとしているこの時期に、最後のチャンスという気持ちで柿の木プロジェクトのルーツを訪ねる長崎への旅を計画しました。
道ノ尾駅からはタクシーで海老沼造園へ向かいました。到着したところは住まわれているところでした、そこから車に乗せていただいて約5分くらいで農場に連れて行っていただきました。着いたところは本当に広大な農場でした。
大きな山の平らな峰の部分を中心に作業小屋、車庫、事務所などの建物があり、柿の木を含む沢山の果樹畑が広がっていました。
奥様は最初の植樹式にご出席くださいました。ご主人は10周年の記念行事にご出席くださいました。長崎から三条へはるばるとおいでいただいのです。ご主人とは9年ぶり、奥様とは19年ぶりの再会でした。
広大な農場を30分ほど案内してくださいました。柿、ミカン、ゆず、キュウイ、オリーブ、各種の野菜など本当に沢山育てておられ、また庭石も沢山ストックされていて規模の大きさに驚くばかりでした。
柿の木の畑です。
月岡小の親木と伺いました。
タネから芽が出て、どんどんと成長するのだそうです。気候が良いのでしょう。この小さな木がもう2〜3年成長して各地で植樹されるとのことです。
鈴生りのゆず。普通のサイズ。
とても驚いたものが獅子ゆずでした。このような子供の頭くらいの大きさのものを見たのは初めてでした。あっという間に時間が経ち暗くなってしまいました。
住まいの近くの中華料理のお店で歓待を受けました。大変美味な長崎の中華料理をいただきました。角煮饅頭、ごま饅頭、ちゃんぽん麺、皿うどんなどが記憶に刻まれました。
5年以内にまた長崎を訪れることを約束しました。
柿の木プロジェクト、その意味を確実に繋いで行かなければならないと改めて決意した次第です。