Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

紫竹ガーデン

池田緑さんご夫妻から最初に連れて行っていただいたのは北海道立帯広美術館。草月流秘蔵コレクション展をやっていました。蒼風さんの「八雲 古事記連作」が一番の大作でした。そのコレクションの中から俵屋宗達ピカソ、ミロ、岡本太郎、ダリ、ウォーホル等の作品が展示されていました。月並みな言葉ですが、その他の常設展示も含め素敵な美術館でした。
 その後、全国的に有名な紫竹ガーデンに案内していただきました。
http://shichikugarden.com/
池田さんのご主人のお知り合いでもある紫竹さんは本当にセンスのよい、おしゃれなおばあさんでした。花々は紫竹さんが少しずつ植えて広げて行かれたのだそうです。帯広の大地に夢のような花園風景がありました。旅行をして美しい思い出が出来た、ということばの典型のような思い出の風景が記憶に刻まれました。






池田さんご夫妻と紫竹のおばあさんとの記念の一枚。

 お話をして行くと、大地の芸術祭のプレイベントで2002年5月18日に信濃川河川敷で行われた中川幸夫大野一雄さんの「花狂い」のチューリップの花びらは紫竹ガーデンからのものだったことが判明。その花狂いでは希望者が球根を持ち帰る事が出来ました。私は5球くらい持ち帰り、家に植えて毎年楽しんできていたわけですが、そのつながりの存在にびっくり。偶然の必然の出会いでした。そのチューリップは地に植えたままなのですが毎年花を咲かせてくれます。今後ともに大事にして行きたいです。
そのチューリップです。4月24日の撮影です。植えられて13年以上経っているわけです。球根を大きくするにはどうしたら良いか勉強します。