その１
本日は拙作の「石を送るメール・アート」の生成記念日です。アポロ11号の月面到着の日1969.７.21のことなので54年前のことです。この写真は富井玲子さんが松沢宥さん宅で発見し撮影されたものです。
現在はアルテミス計画が進行しています。月に宇宙基地建設などの夢が語られていますが、月への夢より地球の平和です。この紐付けの中でタイミングをとらえて〈石〉を送りたいと考えています。
その２
縁あって昨日、長岡造形大学で講演させていただきました。
返礼のメールですが、現在の自分の立ち位置に関わる記述がありブログにしました。
「昨日は長岡現代美術館に関わる講師としてお招きいただきありがとうございました。また学内の美術館へ案内いただくなど、お世話様でした。心より感謝申し上げます。
私が長岡現代美術館で見た、感じ、学んだことは記憶に生き続け、途絶えることはありません。それが記憶の古層にあたります。
記憶の露頭部分を改めて観察し、その多くは「ウオーホルと篠原有司男（岡本太郎のDNAを含む）」になったと思います。テーマとしての時代・時の刻印と生の証としての自由表現などを改めて肝に銘じ話しをさせていたきました。話しが飛んでしまったところもありましたが、お聞きいただいた皆さんにアートへの基本的な構えの一例を感受していただけたらありがたいです。
先輩表現を直接的に模倣することではもちろんなく、その表現の根底に流れる内容を噛み砕いて分解＝異化し自分の身体に吸収すること。それが血肉になっで五感を動かしていく。
私に与えられた創作の時間の残りは少ないのは明らかです。若い学生のみなさんの未来に乾杯！今後の発展を祈念しています。」
この小文を今後へのマニュフェストとして自分を鼓舞したいと思います。
これからの出品予定に備え、本日よりスタートしました。
8月 上越市美術協会展（招待出品）
８月 なおえつうみまち展（野外展示）
9月 上越市展（無鑑査出品）
10月 金葉会展（絵画とCG）
本日はこれにて。
