Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

如月-201

 

その1

美術手帳 1969年7月号109pより

この高松次郎さんの「石と数字」の制作風景の写真は強い印象で心に刻まれました。当時勤務していた学校近くの信濃川が思い浮かんで、石ならこちらにもたくさんある。何かできるのでは、と思いました。「石と数字」作品については美術手帳2月号に紹介されてインプットされていました。

この約2ヶ月後に拙作「石を送るメール・アート」が生成しました。もちろん、高松さんにも送らせていただいた次第です。

高松さんはルックスもよく次々と話題作を生み出す憧れのスター作家でした。今でもその思いを持ち続けています。

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その2

1969 年の第9回現代日本美術展の彫刻室風景

この展覧会は見に行きました。

 

高松次郎〈布の弛み〉 彫刻室右側から見ている。(高松次郎作品集より)

左の階段の下の黒い箱が関根伸夫の「空相-水-」

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SD 1969・7より

階段から左側を撮影。黒い球体は樋口正一郎、その左側のレンズは楢葉雍。

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樋口さんの作品をwebで見つけました。

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階段の上から右側を撮影。左に大西清自「体積」と右に飯田昭二「トランスマイグレイション」。

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これらの他に李禹煥の大きな和紙を3枚並べただけの「物と言葉」が記憶に残っています。

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その3

SD 1969・7より

河原温のPictorial Diary 絵ハガキ 

メール・アートの実物を見て自らがメール・アートを実践することにつながっていきました。

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その4

石原慎太郎さんが亡くなられました。

自分の言葉ではっきりとした考えを表明され物議を醸し出す方で個人としては反発することが多くありました。今、石原さんのように明確な意見を表明されるのは失言になってしまうことの多い麻生太郎さんくらいでしょうか。89歳での逝去ということで大往生でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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