10月の前半に「指一本でアート」と題材名を付けて三学年生徒の目の前で制作して例示した作品です。この73歳という年齢になって指でスタンピングし、かなり良い気分でした。気に入っている作品ですので掲載しました。
もう一点、かなり気に入った作例があったのですが先日の孫の絵の具遊びで知らぬ間に遊びの用紙に使われてしまいました。残念!
指で描くという身体=皮膚感覚に戻るのは、退行することかもしれませんが私にとって原点への遡行ということです。
そんな基本的な立場から切り抜いておいた「折々のことば」です。
今年は今のところ異常気象という感じの無雪状態ですが、1981年の豪雪に身を投げ出して身体の痕跡を写真平面に形象として定着するSnow Performanceを見つけ出したことを思い出します。
下記のシルヴィア・プラスの言葉を借りて
雪に身体を投げ出した痕跡に私という固有性を感じた。この痕跡こそ私そのものである、と。
拙作 Snow Performance 2011