Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

樹下美術館個展終了 3

昨日午後、樹下美術館の室内作品を全て撤去して来ました。会期中に制作のレパートリーも増え、多くの実りを得て38日間のロング個展が終了しました。個展の機会を与えていただいた館長、奥さんを始め美術館スタッフの皆さんに厚く感謝申し上げる次第です。
そして、8−Bar Tensegrity が継続展示されることになりました。美術館を構成する一作品として観客を迎える玄関右の位置に置かれました。

また、今回の個展でBar10cmと15cmのカラフルな作品が10点程度売れました。これまでも売ることを想定していなかったので初めての購入希望者の出現により方針転換となりました。

引き取りを待つ作品群です。

制作のコンセプトとして素材に彩色することを重視してきていましたので、それが売れた実績は今後の展開への確かな指針となります。今後の制作では破綻のない彩色、コンセプトある彩色、見栄えの良い仕上げを追究して行くことになります。

さて昨日、北海道でM7の巨大地震が発生し、甚大な被害が出ています。台風21号の雨で地盤がゆるんでいたところでの極めて不幸な人知を超えた巡り合わせを実感する地震でした。それにしても広大な地域に地滑りが広がって大いなる恐怖でした。地滑りの研究者はこれまで何も役立たない研究ばかりして来たのではないかと思えて来ます。災害列島の日本であることを思い知らされることが連続して起こります。一日も速い復興を願い、何か行動を起こしたいと考えています。