小雨の中、樹下美術館へ春の特別展 桜のレクイエム「塩崎貞夫展」を見に行って来ました。入口の倉石隆さんの展示スペースの展示はこれまでのままで、奥の斉藤三郎さんの展示スペースの壁に程よい調和を成して10点。カフェに5点の展示で構成されていました。浅学非才の私ですが「女人午睡」を見て西行の歌を思い出しました。
美術館入口のたたずい。正に樹下美術館です。
もう一つの目的はカフェから眺める庭や建物と周囲の植え込みや花々の雰囲気を肌で感じることでした。カフェより別宅方向。Bird Houseを見付けて下さい。
8月にこの屋外スペースを中心に展示をさせていただきます。先ず第一のキーワードは調和と考えます。このカフェから芝生が広がる視界に視線を集めつつ周囲と調和する造形物をどう加えるか。それが課題です。
植え込みの樹木や花々との順接的な調和ではなく婆娑羅的せめぎ合いも考えられます。
色とりどりのチューリップ。対照的な色合いです。
その他ツツジ、シバザクラ、スズランなどがそれぞれの個性を美しく演じるように配置されていることを感受。
とにかく美しい庭です。癒されてしまうという庭です。次の季節にはどのような花が咲いてくれるのでしょうか。
館長さんのブログです。
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