加藤好弘さんは私が現代美術を目指して1967年に活動を開始した頃に記憶した名前のお一人です。お会いした事、作品を直に拝見した事はありませんでしたが、まねの出来ないすごい先輩アーティストとして敬意を持っていました。本日の朝日新聞に訃報が載っていました。ご冥福をお祈り致します。
加藤さんらの活動を紹介した「ゼロ次元 加藤好弘と60年代」平田実著が手許にあります。改めて目を通してみたいと思います。
付け足し
本日は晴天で気温もかなり暖かいです。この陽気にわが家の福寿草が開花しました。訃報に続いて福寿草というのも粋じゃないでしょうか。加藤さんらの前衛的アートのDNAのひとかけらを受け継いでいると思っています。加藤さんの霊に福寿草を手向けさせていただきます。
なお、福寿草の開花は昨年より一週間遅れでした。その分、雪が多かったわけでしょう。