Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

雪の無い冬

年末に降った雪がほとんど消えました。予報では今日の午後あたりから降るのですが、今のところ雪の少ない冬です。

大地の芸術祭の冬のプログラムをメインとする観光ツアーの新聞チラシが入っていました。それだけ認知度が高まって来ているという事が理解できます。


 スカイランタンは天灯(てんとう)と呼ばれ 中国やインド、タイ王国、台湾などアジア各地域で広く見られる熱気球の一種です。特にタイ仏教の行事で行われるのが有名です。日本では明治の後期に長野の某所で天調節のお祝いに飛ばして山火事が起きたことが座談記録に残っています。
日本での開催状況を調べてみると北海道、宮城、福井、大阪、宇治など各地で同じような取り組みがありました。秋田県西木村上桧内地区で2月10日に行われる紙風船上げは風船自体も大きく歴史も古いものです。
 今回の津南でのイベントには全国各地から観光ツアーが企画されており、数年前から始まってかなりの成功を収めておるようです。アートとしてのオリジナリティはありませんがイベントでの人集めにはうってつけの種目と言えます。冬場ですので山火事の心配は無いですが、何処に落ちるか分からないし、それなりに山林に散らばって環境を汚染するのが欠点と言えます。