Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

室野のどんど焼き

SNOWART2018は土日開催で2.24~3.11までの6日間会期でした。その中の奴奈川キャンバス会場でアート展示とイベントがありました。私は3月3日、4日の二日間の日程で行われたイベント作品の「山ぞりまつり」に山ぞり隊の一員として飾りのインスタレーション作品を出品し、その運営に参画しました。その会場のある室野で4日の午前に集落のどんど焼きが行われました。
前日3日夕刻のベルナティオの雪花火をメインとするバスツアー客の来訪に合わせてコラボ企画として執り行われた形です。山ぞりまつり会場から川を挟んで200mくらいの場所だったので少し時間をいただいて見学して撮影して来ました。
バスツアーのガイド役として同行している大地の芸術祭の総合デレクター北川フラムさんが最初にどんど焼きなどの雪国文化についてレクチャーをしていました。書き初めの雪見御膳など大地の芸術祭=地域の未来に関わるテーマが見えます。どんど本体(どんどや)を巻いている注連縄は昨年の第6回山ぞりまつりで使用したものです。使用済みの注連縄の焚き上げとしては最高の舞台になりました。

集落の100歳を超えるおばあさんが火の神様として紹介されています。白い髪の方は室野の区長さんです。

その後来訪の若い女性の手によって着火されました。着火後お酒が振る舞われていました。どんど焼きは正月の神様をお戻りいただき春を迎えるお祭りの一つです。

着火後数秒後に燃える火は爆発的に勢いを増してきました。

生に近い塩スルメを竹竿の先に結わえた針金に吊るして焼いています。

天候にも恵まれイベントとしては大成功のようでした。