日程を差し繰って大地の芸術祭の里の清津倉庫美術館での「つらなるかたち」展を見て来ました。なお会期は明日まで。
意表を衝かれたのは先輩格の磯辺行久さんの1950年代末のポップアート。ポップアートはその頃に欧米から入って来た最新のアートです。磯辺さんの作品はそのコンセプトを何のてらいも無く100%取り入れた作品でした。チラシの作品は「鉄腕アトムのお面」を集めたもの。その他「赤鬼のお面」と「ICE DRINK 紙コップ」の3点がありました。(有名なワッペンの作品も展示されていました。)
磯辺行久さんの作品は1964年の美術手帖の増刊でワッペンのレリーフがインプットされています。それ以前の作品は見たことがありませんでした。今回の3点は半世紀以上前の作品というわけですがそのポップアートのコンセプトが改めて新鮮に見えました。
展覧会チラシより