Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

20240124

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寒波襲来で降雪20cm程度です。小枝などに雪が付着し美しき景色をつくっています。まだ風情のうちです。たくさん降れば自然災害です。

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よもぎの枯れ木の半円アーチ。雪を乗せて景色を成しています。観察を続けます。

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雪を付けた作品「1」

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気になった風情

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小林秀雄の「徒然草」より 

にわか古典学習 徒然草75段

 

 つれづれわぶる人は、いかなる心ならん。まぎるゝかたなく、たゞひとりあるのみこそよけれ。

 世にしたがへば、心、ほかちりうばはれてまどひ易く、人にまじれば、言葉、よその聞きにしたがひて、さながら、心にあらず。人にたはぶれ、物にあらそひ、一度ひとだびは恨み、一度は喜ぶ。その事、さだまれる事なし。分別ふんべつみだりに起りて、得失止む時なし。まどひの上にへり。ひのうちに夢をなす。走りていそがはしく、ほれてわすれたる事、人皆かくの如し。

 未だ、まことの道を知らずとも、縁を離れて身をしづかにし、事にあづからずして心を安くせんこそ、しばらく楽しぶとも言ひつべけれ。「生活しやうくわつ人事にんじ・伎能・学問等の諸縁をめよ」とこそ。摩訶止観まかしくわんにもはべれ。

 

 

本日はこれにて。