Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

霜月-1102

その1

石を送るメール・アート読本

Mail Art by Sending Stones: A Readerの

正誤表の作成過程でいくつかのミスが見つかり、それを訂正し、ようやく完成しました。

 


その2

東京ビエンナーレ1970 に向けて上越市(元高田市)中ノ俣川で13個の石を採取しメールアートに仕立てて送りました。

一番大きな石です。

当時24歳の堀川紀夫。タートルネックで石を持ってVサインしています。

会場に展示した。13枚のデーターシート。

毎日新聞社の国際展事務局に〈石〉を送付。

この中の一番大きな石だけを保管してきました。

美術手帳1970 .7より 一番大きな〈石〉を河口龍夫さんの展示室に置かせていただきました。タグが切れて一部が付いている姿です。

 

朝日ジャーナル1970年6月7日号の記事「鑑賞席」に掲載された写真。左側にタグが落ちています。展示中に取れてしまったように思われます。


東京会場の会期が終わって送り返されてきた姿です。返送用のタグが付けられていました。

その後実家の応接間の飾り棚に置いておきましたが、1995年頃の改築で片付けられ行方不明になっていました。先月29日に、思い残しがないように倉庫を改めて調べて発見されました。四半世紀ぶりに拙作に再会することができた次第です。

この針金が巻かれた石が、堀川紀夫における東京ビエンナーレを物語る生き証人です。

本日はこれにて。