Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

炉をつくる

移動式の炉をつくりました。

21年前の自宅改築に続くアトリエ棟の改修の際にブロックを組んで地炉を設置したのですがコンパクトに使用する事が出来ないのでその3年後くらいに蓋をしてしまいました。その代わりに鉄板で一辺が60cmの移動式の炉を溶接の道具を買ったりして自作しました。それを何度か小さなパーティで使い焼き肉等をしましたが、重くてかなり場所を取り、移動も不便なので結局つぶしてしまいました。

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今回はその鉄板を生かして火鉢サイズ(一辺が35cm)で品川アートプロに依頼して作り直しました。入れた灰は最初に買ったものです。振り返ればこんな炉遊びのために無駄なことを沢山しました。深く考えずに思い付きで作って、それなりに何回か楽しむのですが使い続ける事無く壊してしてしまうことを反省しています。

炉に対する思いは半世紀以上前の中学生の頃に遡ります。当時の家にはもちろん地炉がありました。炉には父親や母親との思い出の世界につながるものがあるのです。地炉、煙突付きかまど、プロパンガスコンロ、電気釜などと昭和40年くらいまでに急速に文明化が進みました。

 

今回の炉は必ず使い続けます。燃料としてマメ炭と木炭がかなりあります。毎週一回は火をおこして、餅等の油分の無いものを焼いたり、お湯を沸かしてお茶を飲んだりしたいと考えています。

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先日取り上げた三条市月岡小学校に植えられている宮島達雄さんの「柿の木プロジェクト」長崎被爆柿の木2世の種から芽を出した3世です。一本が紅葉し始めました。大切に育てています。

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 今日は久しぶりの晴天でした。新聞を見てオーレンプラザのグループ展を見てきました。

オーレンプラザから妙高連山の冠雪を撮影。火打や焼山は手前の南葉連山に隠れてよく見えません。

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外濠の蓮枯れの風景です。

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本日はこれにて。