NHKBS 9:00より「コロナ危機と未来 感染症からみた文明論」(再放送)
地理学者ジャレド・ダイヤモンド インタビュー をみました。
時系列的に要旨をメモして、自分のコロナ学習にプラスしたいと思います。
新型コロナウイルスは未知の感染症である。世界に抗体を持った人が誰もいなかった。
危機を乗り切るために12の要因がある。
危機の認識
責任の受容(行動を起こす責任、誠実さ)
ナショナルアイディンティティ(言語や文化)
危機克服の歴史の有無
問題点の囲い作り
他国からの支援
公正な自国評価
手本となる他国
忍耐
柔軟性
国家の基本的価値観
地政学的な制約の有無
米国やブラジルの大統領は危機を否定している最悪の指導者である。
市民による一致団結した行動が必要になる(ドイツのメルケル首相)
封じ込めに成功している例。
ベトナムー都市のロックダウンの成功。
フィンランド 1939年にソ連の侵攻を受けた経験から。日常的に危機に備えている。毎月の安全保障委員会の開催。
日本の試練
人口密度が高い → 感染リスクが高い。
明治時代の危機(スペイン風邪?)、太平洋戦争、原爆被害、沢山の地震、東日本大震災、福島原発、火山爆発など
日本は共同体の利益を大事にする国(米国は個人主義)
中国
強力な措置、都市封鎖、検査、隔離政策の徹底
共同体の利益重視もある
このような権威主義の政府は民主主義より良いか。(良い政策以上に悪い政策も行なっている)
昨年12月に武漢でコロナが発生したのに情報を公開せず、1〜2月以降の感染爆発を招いた。
コロナ後はどんな世界がやってくるか。
地球規模の課題解決に向けて強調連帯していく機運が高まっていくか。
世界人口77億人 新型コロナの死亡率は2%程度。75億人が残る。
新型コロナは最大の危機、最悪の危機ではない。
気候変動は人類全体を消滅する可能性を持っている。
資源の枯渇、乱開発、貧富の格差、
全世界で二酸化炭素の排出を減らす必要がある。
世界の資源を使いすぎている。地球は後数十年しか持たない。
2050年までに持続可能な経済軌道に乗ることができるか。
日本は江戸時代に森林資源の持続可能な管理を行ってきた。今は世界をリードしていない。
イースタ島の文化は最後の森林を切って滅亡した。これは現代のメタファー(隠喩)である。
人類は世界的な視野に立つこと。
人類は最後の魚を搾取している。
最後の森林を搾取している。
最後の土壌を搾取している。
私たちな何を選び取れば良いのか。私たちが持続可能な経済を選択すれば人類の未来は続く。
世界中で対立と分断の兆候がある。世界が連帯することを妨げるアメリカは最悪である。
ワクチン開発を共有できるか。ワクチンはどこで開発されるか。(米国、イギリス、中国、日本など)ワクチンを開発することができない国がある。(モンゴル、 )
開発されたワクチンはグローバル化される必要がある。
世界の科学者で連帯が進んでいる。
共同の論文が毎月発表されている。このグローバル化は止まらない。連帯について悲観はしていない。
ジェット機の旅行は減るだろう。(ジェット機でコロナが運ばれる)
本日のTensegrity
引っ張り線にテグス製の防鳥ネットを利用してみました。胡瓜栽培用のネットと構造が同じです。小型のマケットの制作には有効と思います。
Barは大4、小12本です。計16本使用しています。