16日(土)の午後、本町の遊心堂へ山本祥二郎さんの個展を見に行ったら、観桜会の最終イベント「春フェスタ」をやっていました。食い物、見物など色々とありにぎわっていましたが、興味を持ったのは初めて目の当たりにした「痛車まつり」、もう5回目だそうです。
これまで「初音ミク」には興味がありましたが,ミクが実体化し痛車になっているなど、デジタルプリントによるオタク文化が派手派手に路上に展示されていました。
展示車の近くにいた若者に声をかけたらその車のオーナーでした。結果的に2人の出品者と言葉を交わし、ブログに載せる許可を得て写真を撮らせてもらいました。なお、出品者は全員自己負担なのだそうです。
痛車オーナーの浜木戸さん。神奈川からの参加でした。
痛車オーナー、女装男子のセルゲイ・クリモフ(Serugei Klimov)さん。千葉からの参加です。わざわざ路上に腰を下ろしてポーズをとってくれました。(あまり良い写真が撮れなくてごめんなさい。)
痛チャリコーナー。初音ミク神社ということでしょうか。
痛車は半世紀近くも年齢の違う若者たちが楽しんで実践しています。実体のあるデジタル文化の世界です。この若者たちが未来を確実に担って行くわけです。
このデジタル文化が後戻りする事はあり得ません。デジタル文化の良さを生かし、いい世の中をつくって行ってはしいと思った次第です。
痛車祭りに刺激を受け、古希の私も,あの世に行く前に、このデジタル文化をそれなりに使いこなし、また享受したいものです。