Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

過ぎたるは

昨日のWebに出ていた、オーストラリアの牧場を逃げて林の中をさまよって6年間あまりで毛が伸びすぎた羊の画像です。自然の状態の羊はこんなに毛が伸びることを初めて知りました。この羊の毛を刈ってやらないと動きにくい、えさを食べにくいなどで生命の危機に陥るのだそうです。「過ぎたるは及ばざるが如し」造語すると「自毛自縛」です。この種の羊は人類の毛を刈る文明と共存することでこの世に快適に生きているいうことになります。羊の毛は刈らなければまだまだ際限なく伸びるのでしょうか。神はどのように羊をつくったのでしょうか。
考えるまでもなく私達の頭髪も伸び続けています。毎日伸びて、何十本かは抜けたり切れたり等を繰り返しています、これも不思議な事です。


安保法案の事を考えて見る資料です。
室井佑月さんの週刊朝日の2014年のコラム記事よりメモしておきます。(2014/6/27に更新の日付がありました。)
14日付の日刊ゲンダイ、元外務省国際情報局長の孫崎享さんのコラムに、イラク戦争アフガニスタン戦争に参加し、亡くなった人の数が書かれていた。
イラクでは米国が4488人、英国が179人、イタリアが33人、ポーランドが23人。アフガニスタンでは米国が2325人、英国が453人、カナダが158人、フランスが86人、ドイツが54人などとなっている」
9月2日付け(週刊朝日
田原総一郎さんの論説より
自民党公明党閣議決定をして、「新3要件」を定めた。日本と親しい国、たとえばアメリカが他国から攻撃され、そのことによって日本の存立が根底から脅かされる危険性が明白な場合に、集団的自衛権を行使するというのである。

 だが、第2次世界大戦後の70年間、アメリカが他国から攻撃されたことは一度もない。ベトナム戦争湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争など戦争は何度も行っているが、いずれもアメリカが仕掛けた戦争であり、先に攻撃されたケースはない。これからもアメリカが戦争を行うことはあるかもしれないが、それはアメリカが仕掛けるというパターンであろう。そして、アメリカが仕掛ける戦争は、「新3要件」に該当しないはずである。

 ということは、安保関連法が成立しても、日本の自衛隊が戦争にかかわる可能性はないといえるのか。