私は、季節のしつらいとりわけ年末年始の飾り付けが好きです。特別に信心深くはないのですが神社のお参りやげんかつぎなど大切にするところがあります。農村の習わしで育った感性、たとえば囲炉裏の神、井戸の神、台所の神などがいるなど八百万の神の存在をを認めているようです。
年末には餅を付いて親戚に送る、ワラ縄で玄関と神棚の注連縄を作る、屋敷の中から松の枝を切って飾る。2月節分頃には屋敷に祀ってあった稲荷さんの祭りでワラで作った入れ物(つっとこと記憶)に料理を盛り供えるなど。いまでは懐かしい記憶の中の世界です。
わが家の年末年始の玄関の飾りつけを紹介。南天は自家製、ゆずは舟見さんよりなど。右側の大きな注連縄は「松代山ぞりまつり2015」で使用済みのもの。焚き上げするのがもったいないので飾っておきます。中央部にテンセグリティ作品が一つ。ここが差別化のポイントでしょうか。
ワイフの作品です。桜は実家からいただいてきた一枝です。