Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

展示台の制作

ここ数日間、アトリエで個展の準備作業をしています。今回の会場の室内の壁には吊り下げ金具が設置してありますが、その他の展示台などを揃える必要があります。昨日、展示台を制作しました。出来るだけリーズナブルにということで1.2cmのコンパネをホームセンターで縦に2つに切ってもらい、脚の部分は2枚を折りたたみ式にという事で思いつきをつなぎながらやってきました。
その脚の作り方は先日の東京で泊まったホテルのロビーにあったソファー用のテーブルを見てひらめいた次第。そのテーブルは合板をU字型に曲げたものの上に楕円のガラス厚板が載せられていました。私は先日解体した棚の残りの部材をどう生かすか考えて来ていたのでU字型を見てV字型にする事を思い付いたわけです。

写真は展示台の天板を白く塗り終わったところです。塗料が余ったのでフロアに塗りながら後ずさりして出入り口から撮影。天板の白と床の白がつながり、一瞬の絵画・インスタレーションに見えました。90年代にこのようなものの見えを利用してレリーフ的な絵画に取組んでいたことが思い出されました。その頃の絵具とキャンバスがまだ沢山残っています。それを近年中になんとかしなければと思っています。