一昨年に縄文の火焔型土器の遺跡があるところで土器型のランプシェードを作るワークショップをさせていただいた際に火焔型土器の隆起紋、渦紋などを改めて観察しました。その際に火焔等の隙間をハート形に造形している例が多い事に気付きました。それを私はハート形と認識していましたが日本的には猪目文様と呼ぶのが正しい事が分かりました。先日のWeb ニュースで某神社で落ち葉を掃き集めてハート形（猪目）にするという話を知ったわけです。猪の目は縁起が良い形で人気があるのだそうです。そのネーミングは猪の目がハート形に見える事に拠っているというわけでした。
狩猟時代で貴重な食料である猪を捕らえる際、その目を見開いて抵抗する姿に人々は畏敬の念を持ったはずです。ハート形土偶もあります。これでハート形のルーツの一つが分かって、私のPetal Projectの裾野が広がったと思います。
今日は、朝ドラの後で先日のMさん宅で花びらアートを作らせてもらいました。小型の作品はMさん自身の手に拠るものです。一人実践者が増えたことになります。
本日はPetal Project-2(猪目の展開)です。
Mさんが作られたものです。
沢山の花びらが落ちていたので横幅60cmくらいになりました。
これはお隣さんのヒメコブシでつくらせていただきました。
