本日より始まる「ふれて楽しむ美術展2015」の出品作紹介です。タイトルはシリーズで使って来ている「三感指温−6」です。文字通りの最新作です。
ギャラリー湯山の2階の薪を片付ける際に見付けたナタでボヨ(タキギのこと)を小さく切る時に使った台と思われる木片を利用した作品です。その木片はナタが当たった跡で絶妙な質感を形成していました。それを大地に見立てたモニュメントのマケットとしてみて下さい。触る事によりマッセージを伝えるというコンセプトで作りました。パリでのテロが起こった事から構想当初とは違った文脈で18日に仕上がりました。
PはPを頭文字とする言葉に誘うための立体記号です。時事的にはパリにつながる事を願っています。一般的にはPeaceを感じていただければと思います。クサリの意味は説明するまでもありません。
本日はこれから新発田市まで出かけて来ます。