Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

2月-20230210

その1

美術のweb学習です。三遠 水墨画で検索。

作画の論理学習です。

学生時代は何も知らずに自分らしさを求めて色々と試みていました。まず六法を知り、次に三遠を知りました。

 

三遠について(ニッポニカ)

 

中国の山水画遠近法ないしは画面構成の原理である高遠深遠平遠をいい、北宋(ほくそう)の画家郭煕(かくき)の画論書『林泉高致で説かれている。すなわち、山を描くのに三遠の法があり、山の下から山を仰いだ見方が高遠、山の手前から山の後方をうかがいみる見方が深遠、近い山から遠い山を望見したありさまが平遠であるとし、高遠の色は清く明るく、深遠の色は重く晦(くら)く、平遠の色は明暗さまざまであるという。この描法・画面構成はいずれも唐代に始まり、郭煕が理論化したもので、その後も中国山水画で踏襲され、清(しん)代までにはさらに闊遠(かつえん)、迷遠、幽遠が加わり複雑化して六遠となる西洋画の遠近法とはまったく異なる中国画独自の画法である。

[永井信一]

遠山水図_迷遠図 池大雅

 

中国山水画構図の基本方式で,高遠,平遠,深遠の総称。北宋郭煕(かくき)が従来の山水画に三遠の要素を認め,その著《林泉高致》で論じた。高遠は高さ,平遠は俯瞰(ふかん)的な広がり,深遠は奥行の表現であるが,おのおのの有機的な結合の上に山水画が描かれる。

北宋末期の山水画家韓拙はこれとは別に空気遠近法的な闊遠(かつえん),迷遠,幽遠の三遠を提唱し,後世郭煕の三遠と合わせて六遠と呼ばれた。
→関連項目遠近法林泉高致

闊遠ー はるかに遠いさま。疎遠なさま。

迷遠-

幽遠ー奥深く、はるかなこと。また、そのさま。

 

六法について(ニッポニカ)

「りくほう」ともいう。中国南北朝時代、南斉(なんせい)(479~503)の謝赫(しゃかく)が『古画品録(こがひんろく)』で述べた、絵画制作の六つの要点。このことばは東洋絵画における真髄を表したものとして、現在でも重宝がられている。確かにその内容は的確で含蓄があり、長い年月を経てもその輝きを失わない。

その六つとは、

(1)気韻生動(きいんせいどう)=気の充実した生き生きした表現、

(2)骨法用筆(こっぽうようひつ)=骨格のしっかりした線で対象を確実に把握すること、

(3)応物象形(おうぶつしょうけい)=対象の形に応じて写実的に描くこと、

(4)随類賦彩(ずいるいふさい)=対象に従って色をつける、

(5)経営位置(けいえいいち)=構図をしっかり決める、

(6)伝移模写(でんいもしゃ)=古画の模写を行い技術・精神を学ぶ、以上である。このなかでも「気韻生動」は、芸術全般に適合することばとして広く使われてきた。

[近藤秀実]

 

その2

時期外れのシクラメン。半額販売でした。

その3

我が家入り口左に出現しているの雪上絵画。まだしばらく楽しめます。

その4

雪という強者どもの消えし後。今日の夜にはまた積もるらし。


その5

(1)量子ってなあに?

 量子とは、粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位のことです。物質を形作っている原子そのものや、原子を形作っているさらに小さな電子・中性子・陽子といったものが代表選手です。光を粒子としてみたときの光子やニュートリノクォーク、ミュオンなどといった素粒子も量子に含まれます。
 量子の世界は、原子や分子といったナノサイズ(1メートルの10億分の1)あるいはそれよりも小さな世界です。このような極めて小さな世界では、私たちの身の回りにある物理法則(ニュートン力学電磁気学)は通用せず、「量子力学」というとても不思議な法則に従っています。

 

 

いくら説明を読んでも分からない量子の世界です。

 

本日はこれにて。