Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

師走-1212(カバコフ作品完成)

その1

大地の芸術祭関係でまつだいにカバコフの「手をたずさえる塔」が完成し、昨日オープニング記念シンポジウムを視聴し作品を鑑賞してきました。

詳しくは発刊されたカタログ「カバコフの夢」を参照ください。

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カバコフが世界に登場し始めた90年代初めは生業の忙しい最中でBTなど情報が載っていてもよく見ていなかったと思います。

実作を最初に見たのは2002の国立近代美術館での「墜落した天使」と2003年のベネティアでの個展「私たちの場所はどこ?」でした。今回、シンポジウムで解説を聞いてかなり理解が深まりましたが、作品からのメッセージが教訓めいて宗教臭いところが気になります。

「なぜカバコフなのか」を質問された方がいました。カバコフにとって「なぜ妻有なのか」ということでもあるはずです。

 

「手をたずさえる塔」は農舞台から南の位置。城山に向かうルートを上がった左上にあります。美術館などの建築を除いて、これまで1番の予算がかかっている単独作品と推察されました。

上部の線彫刻にネオンが仕組まれて光り始めたのですがまだ16:30頃で明る過ぎて写りませんでした。内部に2015年に野外設置された彫刻「人生のアーチ」のコンセプトスケッチと「手を携える船」の小型作品がありました。

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その2

カバコフについての学習

デュシャンの「泉」でトイレ関係がアートに出されたのが1917年です。その後74年で今度はトイレ空間がインスタレーションとして出されたということでしょうか。

 

「Toilet in the Corner」1991

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Web翻訳です。

説明

インスタレーションは、吊り下げられた絵画の中でも通常の展示ホールにありますが、隅に配置されています。

剥がれる白いペンキが塗られた折れ戸は、2つの壁に対して斜めに配置され、天井までの壁の上のスペースは、灰色に塗られた合板で覆われています。

「トイレ」という言葉は、ガラスに指で書かれており、ガラスの内側から白いペンキが塗られています。 鈍い電球の黄色い光が内側から燃えています。 しかし、インスタレーションの全体的なポイントは音楽にあります。 ナポリの歌の大声でメロディアスな歌声が内側から聞こえます。 さらに、それらは歌手ではなく、「普通の」人によって、ほとんどエラーなしで、良い、高い声で制作されています。 「作者」の歌の録音を再生するテープレコーダーが内部にあります。

 

 

その3

松代小荒戸 関根哲男「赤フン少年隊」冬バージョンです。先日冬に向けての衣替えがあったとのことです。少年それぞれがユニークな衣装を身につけています。もう間もなく雪が降ることでしょう。f:id:niigata-art226:20211212084634j:plain

本日はこれにて。