昨日、瀬戸内寂聴さんが9日に亡くなられました。
本日の朝日新聞の天声人語に「作家に余生はない。書くからこそ、空も青いと感じる」。との言葉が載っていました。全くの同感で本質を表していると思います。
この拙いブログを続ける意味が補強されたようでありがたいです。正直のところ瀬戸内さんの著作は表題の「美は乱調にあり」を知っているだけで一冊も読んだことはありませんが99歳の大往生に心から哀悼の意を捧げます。
奥能登国際芸術祭ツアー関係です。
二日目(11.1)の朝、ガソリンスタンドを求めて市内へ。狼煙から外海ルートにはガソリンスタンドはありませんでした。15kmくらい走ったところで給油できて本当に一安心でした。安心ついでに能登町の方へ数キロ走って軍艦島を観光。ベルを鳴らして来ました。
その後山越えルートで狼煙方面へ戻り作品10に向かいました。
奥能登国際芸術祭 補遺
作品番号06 Identification-同一視すること 原広司 木ノ浦海岸
最初に木ノ浦ビレッジのマケットとコンセプト資料の展示室を見ました。海と人間についての歴史、産業,地理、文学などの要素がたくさんのパネルにまとめて壁に展示あってその一部しか読み取れなかったようです。
木ノ浦海岸の地図 シンドバットの冒険 白鯨 ロビンソン・クルーソーなどに誘うイメージが美しく構成されていました。
鳥が飛んでいる右のパネルから「 君は、この木ノ浦の海に 怪鳥ロックがシンドバットを運んでくる と想像できるか? 」というフレイズを読み取りました。
インストラクションのアート(教示、指示、指図、教育、指導、などの意味)ということで受け止めました。
窓辺に展示されていたマケットです。 作品は5点で構成されています。
下の海岸に下りると マケットにあった方向を示すような6mくらいの標識がありました。
そのほかの4点は木ノ浦ビレッジの建物の下の海岸3箇所に展示してありました。海岸からのルートは通行禁止になっていましたが木ノ浦ビレッジからの崖を下るルートから降りて見に行っている人も遠望されました。いずれにしてもかなりの高低差、距離なので見に行くのを諦めて輪島方面に向かいました。
作品番号05 「きのうら、きのうら」蓮沼昌宏 木ノ浦ビレッジ
特設の部屋にペラペラアニメが10点くらいありました。クランクを回して鑑賞する仕掛け。
これで奥能登国際芸術祭の作品紹介を終わります。