Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

TV報道より

アメリカ合衆国大統領選挙は激戦州の郵便投票の開票に時間がかかっていますが、巨大なアメリカ国が生まれ変わる前の陣痛の時間ということと受け止めています。正しい手続きのもとで最後の一票まで滞りなく開票が終わるまで待っています。

それにしても郵便投票の不正を主張するトランプ大統領の振る舞いは全く見苦しいです。

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今日は、これから柏崎の関根哲男さんの個展に行ってきます。

今日は、まず昨日釣った小鰯が沢山なので新井の親戚に届け、お返しに大根とカブをゲット。

その後、柏崎の游文舎へ。いつもの通りの壁一面の作品群。100号以上サイズが30点絵巻物のように繋がれて展示されていました。小部屋の展示スペースの作品は雪囲い用のムシロをベースにサラシの小布を繋ぎ貼りながら縦横無尽にのたうちまわる蛇の曲がりのような線を浮かび上がらせ所々に墓の写真や海、風景の写真を貼って周りにドローイングを施し、全体を泥ボンドで塗り上げ、おそらく最後にバーナーで一画面に墨を周り残しての15個程度の穴を開ける画面となっていました。厳密な計算は伝わって来ませんが作業しながら思いついた展開をつないで画面全体を豊かに紡いで行ったように推測しました。

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その後、米山レストハウスのところでサバサンドとコーヒーとおにぎりでランチ。帰りはR18で柿崎からは海岸線を走って、途中で朝日池の渡り鳥の飛来状況を視察して樹下美術館に向かいました。

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樹下美術館の講演は全国良寛会会長の小島先生のお話。良寛さんと斎藤三郎さんの作品をつなぐお話でした。うまくまとめることはできないので感想などを書くことは控えますが、戦中から戦後に至る京都や東京で修行を積み地方に根を下ろし文化人として名を残した陶芸家のあり方、その作品の受け止め方、解説は微細で深いものでした。次の機会があれば斎藤三郎さんと高田に疎開されていた文化人との直接的交流が生み出したアート世界などもう少し事前に学習して傾聴したいと思いました。