Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

ウイルスとアート

始まりがいつの時点であるかは不明であるが、武漢での症例が報道されて一般的に認知された見えない敵である新型コロナウイルスが2ヶ月くらいの間でまさにグローバル化してしまっている。大型船や大型ジェット機で国と国との移動手段が効率化され、ウイルスの感染も効率よく短期間に広まってしまった。現代文明が持つ脆弱さ、逆理が痛々しい。

私が住む上越市での感染者はまだ出ていないが感染圏からの移動、外国旅行からの帰還などで何時どうなるかは予断を許さない。

此の期に及んで、というかこのご時世にアートはどうすべきなのか、まだ確かなオピニオンは聞こえてこない。

観客をどれだけ集めたかで評価される集客主義の展覧会や大型アートイベントについてもその存立の基盤が問われている。聞こえて来たのは北アルプス芸術祭と市原アートミックスの延期など。画廊の休廊もかなりである。一方で次々と企画展を続ける画廊もある。

エゴでしかない考えですが、この新型コロナウイルスが我が身、東京都、埼玉にいる我が家族に降りかかることのないことを祈るのみです。都市封鎖にでもなったら助けに行くことすらできません。

一昨日から一時避難して来ている孫はタブレット端末でゲームをするかパソコンの番組で数時間を過ごしています。ここにもに逆理が顕著ですがこれをオンライン学習へ転じて生かす正理の道を早めに成立させてほしいものです。

 

安倍総理が各家庭にマスク2枚支給とは本当に笑わせます。

 

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