Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

断捨離への長い旅−3

人生の中で10回くらい気を入れて詩を書いたことがある。手書きの時代に長い文章は全く苦手で字も乱れ、それに誤字脱字と句読点の使い方知らず。書くことは嫌いではなかったのですが、文章は構成するものであるという知的技術が身についていませんでした。詩は気持ちの合わせてそれなり言葉を繋いでいけばできると思っていたようです。

主に美術教育関係のレポートでしたが、自分を見つめて思うことを書けるようになったのは30歳を過ぎていたと思います。

 

次の詩はその頃に結婚前のワイフに美術教師の自己紹介として書いた詩です。詩の部分だけ抜き書きしてブログ虚空に放り投げます。

 

純白なノートを前に

一瞬とまどい

ここは僕にとって海なのだ 山なのだ 地表なのだ

青空なのだと思えた時

初めて一本の線が引かれる

白いノートが僕にとっての空間となる

 

時として

思うだけで描いた気持ちになったり

一本の線で充分満足してしまうことがある

思い切ってその空間の中で動き回り

もっともっと線を引いて形を作り

彩りを与えて

自分の思いを確かめかみしめ

自分の世界を気づかなければならぬのに

 

今僕には確かに 自分の世界の色あいが見えている

緑とも青とも名付けようのない

そう あのさわやかな色あいが

何か 描けそうな気がします

 

今日はバレンタインデー

ワイフから義理チョコをもらいました。結婚45年目に入っています。なんちゃってです。

f:id:niigata-art226:20200214093654j:plain

 

それにしても水際で押さえていたはずの新型肺炎がすでに国内にも広がってしまっているということで驚いています。

マスク着用、手洗いの励行など気は許せません。