Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

松澤宥展宣伝

松澤宥《80年問題》が開催されています。案内状をいただきましたので宣伝のために掲載させていただきます。

松澤さんと私の交流は1969年からありました。いきなり、1970年の「人間と物質展」でご一緒したのですが、あまりにも高く遠いところにおられ光を放っておられたので自分の非力・凡庸さの自覚から話をお聞きすることなどはできませんでした。

一番最初にメールアートのことを石子順造さんを通じ、また美術ジャーナル61号より学びました。その意味で松澤さんはお会いする前から尊敬していたお方でした。

その後、私たちの企画した活動と展覧会に出品していただいたり、案内をいただいたりして交流は続いていました。

川口美術館での個展、岡崎珠子画廊での個展は伺ったものでした。

2000年のUKのTate Modern でのCentury Cityでご一緒した時に、松澤さんの作品にウンモ星という言葉が出てきて、最初は何のことかわからず面食らいました。

《80年問題》作品については2001年9月の軽井沢高輪美術館での朗読パフォーマンスを見聞させていただいたのが唯一のことです。白いスーツが印象的でした。

表現のコンセプトについて自らに資するように何かを学ぼうと関心を持ち続けてきてはいます。NYの荒野のラジカリズム展などで「物質を消せ」以前の作品がたくさん展示されたことは、トータルな松澤宥の作家像をさらに巨大なものにするのではないかと受け止めています。

私の松澤さん学びは現時点で未だ数千分の1程度くらいと位置付けています。

 

 

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