Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

「石を送るメールアート」の50周年

今日は7月21日です。1969年のアポロ11号の月面探査(月の石採取活動等、アメリカでは7月20日)に因む私の「石を送るメールアート」の50周年記念日です。50年前に私は美術の授業の一環として十日町市中条中の生徒と学校近くの信濃川で無数の石の中から300gの石を探し出し採取するという体験学習をしました。そこで自らも石を採取し、その日のうちに合計11個の石をメールアート仕立て11名に送りました。ちなみに一個の送料は120円でした。
最初の写真は友人のGUNのリーダー格の前山忠さんに送った石の姿です。そしてアポロ計画が終わり、私の「因むアート」も終わりを迎えました。その後30年を経て再評価される機会がありました。それを契機に2000年から基本的に再開してきました。2枚目は今年の1月1日にNYでの「荒野のラジカリズム展」へ向けて送ったものです。
今回は50周年ということで国内3名にプラス自分、米国2名の6名宛に送りました。そのことをこのfbを通して報告させていただきます。
なおこの度の石の採取は七夕伝説に関わらせ7月7日に50年前と同じ河原で行いました。このアート、いつまで続けるかはわかりません。未来は全くわかりません。郵便局に石と荷札を持ち込んで郵送料を払うまでが私のミッションです。このミッションを何度も遂行することで手際は良くなりました。またステンレスの針金を使い「地球の石」などの時宜に関わるメッセージを付け加えるなど、アートとしての見た目をそれなりに意識するようになりました。約2週間前から本日のミッションを果たすために準備をしてきました。3時過ぎに郵便局で送付の手続きをしてきました。あとは無事相手に届くことを祈るのみです。

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