樹下美術館に作品を設置してきました。館長さんと相談してレンタルの形にさせていただくことにしました。
Bar に木材を使ったカラー作品で屋外設置の場合はインスタレーション的になります。雨季に入るとカビが生じます。屋外用の強靭な塗料を使えば制作費が跳ね上げります。途中に塗り直しなどメンテナンスを入れて展示するということです。
今回はBarの長さは130cm、本数は9。万全の準備して設置に臨んだのですが、組み立てがうまくいきません。リハーサルをしなかったことが祟ってうまくいきません。当初の目論見は失敗しました。組み立て作業中にBarとBarが接触するなどで色が落ちる、移るなどでディテールが汚くなって大反省でした。結局、8本の放射状型に落ち着きました。しばらくはこれにして8月ごろに展示替えすることを考えました。
Tensegrityの組み立てはリハーサルが不可欠であることを肝に銘じました。とにかく大きなサイズになると空間の位置関係が分からなくなって手順を間違ってしまうのです。
さて、新潟での個展の月に入りました。
4作品を掲載します。
海岸で拾ってきた弓形に曲がった流木を利用しています。この場合弓形の突っ張り材に掛かる引っ張りのベクトルが弓のつるの方向にかかっていきます。
Bar6、14cm 基本の練習です。
農業用の円弧パイプを利用 Bar 3 、45cm
樹下美術館の作品です。Bar 8,130cm