Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

松澤宥さん誕生日

 

本日は、松澤宥さんの誕生日です。1922年2月2日 に松澤さんはお生まれになりました。昨年のこの日は2001年の英国Tate Modern でのCentury City展への出品者としてご一緒した際のロンドンでの2月2日の誕生日パーティのスナップを数枚載させていただきました。あの時にご一緒して以後、私の中で松澤さんとの改めての出会いが続いているように思います。率直に言って、松澤さんの大きな世界から、自分に活かせるものを万分の1でも学び取ろうとすいる知的活動が続いているということになります。2006年に亡くなられてからもその思いは変わっていません。

本日は、2001年9月8日の軽井沢高輪美術館でのパフォーマンスの写真を掲載させていただきます。松澤さん79歳のお姿です。あの時代の押すだけのカメラでの撮影ですので、焦点深度が甘いものですが貴重なものです。見てください。

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入館前、玄関前のテーブルで友人知人と歓談しておられました。右側に中ザワヒデキさんが写っているのが今わかりました。

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いわゆる80年問題の作品でした。作品の朗読が終わるとその根拠と思われる厚めの文献を床に置かれたことを思い出します。

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中央左は田中三蔵さん。左は当時大学生だった息子です。

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9月21日付の朝日新聞です。9.11以前と以後での世界の変化が語られています。

高輪美術館からの帰路にメルシャン軽井沢美術館での「ミレー心の旅」展へ田中三蔵さんをお乗せしました。そのメルシャン軽井沢美術館は閉館し、田中さんは2012年2月27日に亡くなられました。あれから18年経っていますが当日の思い出はしっかりと残っています。

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ミレーの「慈愛」という作品。小さい作品でしたが初めての来日作品と言われました。