少し前より、これまでWebで写真を見ても組み立て方、施工方法が理解できず実現の方法が分からなかったTensegrityのタイプをつくれるようになって来た。Tensegrity原理の担い手として深化してきたと自負している。
一月程前にこの26日からの樹下美術館の個展に寄せてのコメントを書いているときに閃くものがあった。
それは次の3つである。「引っ張り材は網と同じようにつながれている構造である」と「突張り材はそれぞれ不連続的に独立している」「これらの2つは相互に不可分で共依存してTensegrity構造を生成させる。」
小魚を獲るための網を利用。引っ張り材が網そのものの例。あまり見た目が美しくはないが美しくはできる。
キウリ栽培用のネットを利用 Strutは8本。直方体2個が連続している形。
あまり整っていないがStrut3を6個連続させた例。
Strut 4を3つ連続させた例で自立している。
引っ張り材に女性のストッキングを利用。引っ張り材にゴム紐を利用すると同じで伸縮性が抜群で使いやすい。Strut4 の作例。美しい曲面が生成され可能性が広がってくる。