Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

良寛展へ

見附市の今井美術での関根哲男展を見に行くついでにイングリッシュガーデンを見ました。
イングリッシュガーデンは白あじさいが見頃でした。

続いて今井美術へ。関根さんの個展はなんと85回目だそうです。展示空間の壁面を覆い尽くす巨大画面。エネルギッシュな制作量であることに異論はないのですが作品のクオリティについては感心しないところがあります。また年に数回の個展開催を義理と人情で見に伺うのも大変です。100回迄関根さんは頑張るようです。
その後、寺泊のアメ横でランチと買い物。最初に生ガキを食し、ランチは海鮮ウニ丼。美味でしたが少し割高感が残りました。その他酒のツマミを購入。
生ガキは金澤の近江町市場のより3割くらい安かったです。


そして出雲崎良寛記念館へ「良寛の実像展」を見に。良寛記念館への道中から佐渡島が近くに見え、勤務経験のあるワイフが感激していました。もう少し良い条件で見てみたいと思いました。

良寛展にて。良寛の草書を読める力はありません。その中の一文字でも読める字を増やそうという思いで見るわけです。日本海のさざ波のきらめきのようなリズム感と優美な抑揚ある筆の軌跡を深呼吸を心がけながら愛でて来ました。

館を出て、少し右手に登ったところにある「良寛と夕日の丘公園」から眼下に広がる出雲崎の家並みと佐渡の景色を楽しみました。夕日の見える日にまた来たいと思いました。

誰の揮毫かは覚えていませんが「あわ雪の中に立ちたる」の歌碑がありました。(web で調査で平成4年出雲崎町建碑、筆者 村上三島とわかりました。)