Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

山ぞりまつり関係

松代山ぞり隊の高橋隊長さんから「小型のそり」と「人を運ぶ道具」が出た、来年の山ぞりまつりに使えそうなので見てほしい。との連絡があり、昨日そりを保管されている柳さん宅へ伺って来ました。
松代中に勤務時代に後援会長でお世話になったYTさん(人を運ぶ道具を保管)も当該の道具を持っておいでになって、お茶の時間に昭和30年くらいまでの松代郷の文化・生活の歴史等について貴重なお話を聞かせていただきました。
今回の2つの出物は松代集落の某旧家が自宅を整理していて出て来たとの事。かつて使用したという記憶・思い出が付着している道具の為に簡単に処分できない場合が多い。そこで地域の古老に処分を委ねる形になるそうです。
長さ130cmの家庭用そりが2基、もう一つは正式には「背負いばしご」という名前だそうです。雪道を歩きにくいお年寄りや子供を乗せて強力さんが運んだ道具だそうです。このタイプは初めて見ました。重さを増やさない為に桐材を使っていました。

柳さん宅にあった「せなこうじ」。楕円型の背当てのデザインがユニークです。

みのです。背に当たるところに長方形が付いて二重になっています。初めて見ました。珍しいタイプです。

柳さんから「雪下人参」と「姫竹」の瓶詰めをお土産にいただいて来ました。早速ワイフが雪下人参を煮物にしてくれましたがとても甘くびっくりするような美味でした。
ということで二種類の民具を預かって来ました。一年後のイベントのために新しい活用方法を考えなければなりません。

付け足しで、本日の午前中の庭仕事で不要と思われる黒竹を20本くらい伐採しました。毎年、食用と囲い材料用とで収穫するのは30本以上になります。狭い屋敷でも大いなる自然のドラマです。

葉の部分は言うまでもなくゴミに出します。