今日は私の誕生日です。今日で72歳になりました。干支の戌年の誕生日という事と間もなく退職後12年でもあり感慨深いものがあります。次の戌年まで存命ならば84歳となるわけです。一応次の生存目標を12年後に定めておくことにします。
今日は晴天で雪解けがどんどん進み、有り難いです。しかし反面、冬もこれでお終いかという寂しさの感覚もあり複雑です。雪国人特有の感覚でしょう。
今日は昨日の朝日新聞の「折々の言葉」に感じるところがあり謹んで転載させていただきました。
アート活動を継続している立場から、この山田太一さんの言葉に感じるものがありました。数年前から自分の可能性を温存しつつ一歩引いて後衛の立場に立つ「後衛主義」をコンセプトとして考えて来ました。「山ぞりまつり」というイベントの展開について今回の引用で言えば「力点を間違える」ことなく地域の皆さんと協同するように心がけてきています。厳密にそのように身を処して来ているかは自信はありませんが自己評価では合格点を出しています。
大地の芸術祭では制作費の支援を受けます。いわゆる「儲かる」事は無いのですが損失はありません。第一回から参加できなかった回もありましたが本祭りでは過去4回、雪アートでは11回目の支援を受けて、現在に至っています。支援のおかげでたくさんの作品を実現させていただきました。本当に有り難い事です。慌てず休まず、自分の可能性を信じすぎる事無く、着実さを大切に精進を重ねて行こうと思う次第です。
