Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

ゴム紐を使う作品

M.デュシャンに「旅行用の彫刻(1918)」がある。形が変わる彫刻、着色されたゴムと紐(オリジナル作品は破損)がある。当時の風潮を捉え何かでそのデュシャンの作品を見て発想したと思いますが、1968年の9月頃にパンツの紐に蛍光塗料をしみ込ませて空間展示しました。そのシリーズは3作で終わっていましたが、それから47年後の2015年にその当時に購入して保管してきていた丸ゴム(径10mmの自転車の荷台用)を使ってTensegrity作品をつくり始める事となります。

現在のグルグルハウス個展で立体表現の歩みの写真資料を展示しています。そのために1968年の記録をA4サイズにまとめました。