Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

ギャラリー湯山へ

今日は東京から作家の本園師芳さんが来るというのでギャラリー湯山へ行って来ました。松代でTさんに会う約束もありました。本園さんは以前の「サイトと野性」展の出品作家で、その後も交流が続いています。
本園さんの出品作品「はだいろ サクラ&ぺんてる」について直接本人よりコンセプトを聞いて納得でした。
「はだいろ」という色は様々な人種により正に様々である。同じ人種においても万人万様に存在しているもので、絵具のメーカーが決めた「はだいろ」をはだいろ(肌色)と一般化するのは万人が認めるものではない、など。作品は2つのメーカーの「はだいろ」をフラットにペイントしたモノクローム絵画の2点。その2つの作品の間に作者の顔を配置して撮影させてもらいました。
本園さんの顔の色とキャンバスに塗られたはだいろ(イメージ)が写真の中で同一平面に転換され、虚と実が行交う世界が出現したように思います。本園さんにこの作品を贈ります。意味の強調のために2点掲載しています。

これはギャラリー湯山の道路側のスペースにある「アマドコロ」です。数年前に名前を知り雑草と同じに草刈りしないようにお願いして保護して来たら、それなりに株を増やし花をたくさん付けて、今が見頃となっています。季節に応じて実がなりまた葉や幹の色が変わります。ギャラリー湯山を訪れる皆さん、是非お見知りおきください。

農舞台屋上からのカバコフの作品、畦草がきちんと刈られ、美しい棚田が見えています。この作品が設置されて17年目です。