Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

桜2題

ギャラリー潮騒での勝山一義さんを偲ぶ会に出席してきました。
ギャラリーは親鸞上人が越後に流された際に荒海から上陸されたエリアに位置しています。ギャラリーから30mくらい上にあるその海岸を眺める公園の駐車場に自家用車を止めようとすると大きな観光バスが止まっていました。何の観光ですかと聞いてみると「親鸞上人の史跡巡りツアー」であるとの事。これまで気付かなかったのですが西側には木造の八角堂が見えました。かなり新しい建物です。堂内には親鸞上人の座像が安置されていました。ここは浄土真宗の聖地の一つということを知り、家族の安寧を願い親鸞上人に向かって手を合わせました。

その後、公園の端に出て海を眺めるとギャラリー潮騒はすぐ下に位置していました。
勝山さんはこのギャラリーで晩年を過ごされたとの事でした。


関根学園の教育の理念を示す額。公立校長を退職されてから5年間校長をされました。逝去された際のブログにも書きましたが、この一番左の「良くなるように考える」という文言が平易でありながら含蓄ある言葉として大事にしています。
奥様からギャラリー潮騒での療養と「坊ちゃん論」執筆の様子を伺い、在りし日のお姿を偲びました。ご自身描かれた沢山の絵、合唱活動の記録、論文執筆の資料、出版物などの展示物が幅広い活動を物語っていました。奥様は裏千家のお茶の指南でおられ、美味なお茶その後はコーヒーをごちそうになりました。

潮騒から八角堂の方角を見て。日本海の風の強さとその通り道を語る海岸線の樹木です。

午後はギャラリー湯山へ行って来ました。
途中R253 儀明の桜。Webを通して徐々に撮影名所となり、沢山の人が撮影に来ていました。この土日が満開状態という事です。撮影の皆さんに声をかけると東京、埼玉、群馬等からでした。

ギャラリー湯山からは田んぼ越しにしだれ桜がほぼ満開。

帰路に儀明の桜の撮影ポイントに立ち寄ってみると50名ほどのカメラマンが並んでいました。間もなく日が沈む時間です。
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この時期の十日町方面からのR253では正面に夕日が沈みます。浦川原から三和区に入る直線区間で日没までの数分間日没を追いかけてドライブしました。ワイフが車内から進行方向にカメラを向けて撮影。肉眼ではとても大きく見えるのですがその感動的な太陽を撮影するのは難しいことです。

ギャラリー湯山の展示のことは後日書きます。