毎年、春の行事として実家のある故郷の山を訪れて蕗の薹とコゴメを採取します。家からおよそ20kmで自家用車で行けるところです。
ドライブの途中、道路の側壁、川岸や団簿の畦などに、コゴメが伸び伸びと伸びている姿が見えます。
「伸びているね!」「もう遅かったね!」「もったいないね」などと手前勝手な理屈をつぶやきながらさらに車を走らせ目的地へ昇ってゆきます。コゴメは食べれるのに食べきれない程繁茂しています。近くの人は食べれるのにほとんど食べないのかも知れません。数回食べるだけなのでしょう。いずれにしても一食分は一握りあればいいのですから
目的地は荒れた棚田の一角。茅が侵入して来てその中にコゴメが同居し勢力を伸ばしています。地面から10cmくらい伸びて伸び切る前のサイクロイドの形状のものを採取します。
ゆでてマヨネーズや醤油でドレッシングして食します。
採り頃のものが沢山写っています。
これくらいのものはまだ食べれますが採取はしません。